え?まさか、わたしが?職場残酷物語

え?まさか、わたしが?職場残酷物語

職場残酷物語

年齢も性別も、性格もさまざまな人が集まる職場。いろんな人間が一緒になって働くからこそ、いろんな物語がある。そして、それはときにちょっぴり残酷なものも。実際に私が経験した、ちょっとスパイシーな残酷物語をご紹介します。

これってもしかして無視・・・?

まだ初々しさが残る新入社員時代、私は厳しい洗礼を受けました。ちょっとした会話の中で、先輩の地雷を踏み、突然無視の応戦が始まったのです。隣の席にいながら会話はゼロ、話しかけても無反応。最初は、理由も改善方法も分からない中で、ひとり悩み、枕を涙で濡らしたこともありました。数カ月間改善されない状況に、「いつまでこの人は無視を続けるの?」と、次第に先輩の子どもじみた対応を滑稽に思えるように。最後は、態度を見かねた上司からの信頼を先輩が失い、職場を追いやられることになりました。新人という弱い立場を狙ったもらい事故だったのかもしれませんが、一層職場での言動に気を使うようになった出来事でした。

代わりにお願い、これは危険ワード

社内で新規プロジェクトが立ちあがり、初めての顔合わせのためのキックオフミーティング。上司から、当初のメンバーが都合により欠席のため、その代わりに参加して欲しいと頼まれた私。何となく感じる嫌な予感…「あれ、代理で参加したはずなのに、プロジェクトの体制図に私の名前が…」 上司からの「代わりに」「ちょっと」という言葉ほど、危険なものはありません。頼んだ上司側に、プロジェクトを託した自覚がなく、目的や期待される役割の説明もほとんどない…頼まれた本人もモチベーションが湧かない…当然の結果ながら、そのプロジェクトは始まって早々に暗礁に乗り上げました。

憎めない遅刻常習犯…

職場残酷物語

たまにいるのが、朝がとびきり苦手な遅刻常習犯。何度も会議やプレゼンをドタキャンされるも、憎めない寝癖姿に「しょうがないな」とつい甘い顔をしてしまう…そんな同僚はあなたの職場にはいませんか。こちらもいつしか彼の遅刻に慣れてしまい、彼が担当の会議やプレゼンの代役を務めることも、まったく苦にならなくなりました。ただ、遅刻常習犯を装い、仕事を都合よくさぼっているという説も…今度、彼のような遅刻常習犯に出会ったときは、甘い顔をせず、厳しく接しようと思います。

【まとめ】

無視、無茶ぶり、リストラ…職場にまつわる様々な残酷物語。人の話は笑えても、あなた自身の残酷物語は笑えないはず。その物語のヒロインになって、感覚がマヒしてしまう前に、その場から逃げる、助けを求める勇気が必要かもしれません。

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