採用成功確率アップ間違いナシ!?“採れる”求人広告の作り方④

採用成功確率アップ間違いナシ!?“採れる”求人広告の作り方④

取材が終わると、次はいよいよ求人広告の掲載となります。が、その前に避けて通れないのが「原稿の確認」。つまりこの原稿で大丈夫か、間違いないかをチェックする工程です。多くの場合、ここがスムーズにいくことはなく、なんだかんだと一悶着あったりします。人事にとって悩みのタネでもある原稿確認。ちょっとした心がけで怖くなくなりますので、ぜひ参考にしてみてください。

基本的には事実ベースのチェックに

求人広告はスペースの関係もありますが、たいていの場合「メッセージ」を訴求する箇所と「求人条件」を提示する箇所によって構成されています。求人条件欄は事実確認で済みますが、メッセージに部分についてはどうしても主観が入ってきてしまいます。さらに人事担当者だけでなく、現場の責任者や取材を受けた本人、場合によっては経営トップまで「あれこれ」注文をつけてきます。こうなるとまとまる話もまとまりません。基本的には事実ベースの確認にとどめることを予め根回ししておきましょう。

どうしても…という箇所については

それでもこれはいくらなんでも…という修正箇所が出てきた場合。まずはその意見が客観性のあるものかどうかを検討します。個人の好き嫌いだけで判断すると、結果に結びつなかい場合が出てきます。自分が入れたい赤ならば同僚に聞いてみる。現場が赤を入れてきたらもう一度目的にそっているかどうかの視点で確認しあう。主観だけで判断しないことが後の効果性につながります。それでも…というときにのみ、赤ペンをいれるようにしましょう。

最終的には任せるつもりで

求人広告の営業や制作マンはそのあたりもきちんと心得ているので、なんなくこちらがわの要望を聞いてくれるはずです。しかしそれも一度~二度ぐらいまで。何回かにわけてバラバラで修正指示を出したり、時間の経過とともに修正の方向性が変わったりするとミスを招きかねません。また入稿時間に間に合わず、号をズラしてしまうことにも。社内の修正は社内でまとめて、できるだけ一回で終わらせましょう。最終的には求人広告のプロにお任せすることをおすすめします。

求人広告の目的は会社のPRではなく(それもちょっとはありますが)求めている人材にアプローチすることです。その本質を見失うと軸がブレてしまい、結果として成果につながりません。気をつけましょう。

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