女性に聞いた「仕事ができない」と感じた瞬間と立ちなおり方

女性に聞いた「仕事ができない」と感じた瞬間と立ちなおり方

仕事ができない

「わからないことが、わからないっ‼」新しい仕事を任されたときや、これまでと仕事のやり方が変わったとき、成果が出せないと自分のせいにしてしまいがち。特に女性は責任感の強い方が多いことからその傾向がよく見られますが、安心してください。あの人もこの人も、みーんなその道を通っています。今回は、できない壁を乗り越えるためのポイントを、スキル・マインドの両面から実例を交えて紹介します。

<スキル>できないのは「知識不足?」「スキル不足?」

まずは、任せられていることをノートに書き出してみましょう。そしてその下に知識(その仕事の背景や要素)が必要なのか、スキル(手順を進めるための動作)が必要なのか、分けて書き進めます。
例えば、私は人事として採用から労務管理に携わったときのこと。はじめて給与計算を任され、細かすぎる数字のチェックと締め切りの速さで、パニックに陥りこの方法を使いました。

記入例【給与計算】

知識:就業規則、賃金規定、労働基準法、給与の計算方法
スキル:スケジュール管理、書類作成、社労士とのやりとり、経理部との連携…
と、こんな風にあぶり出し、一つ一つ上司に確認していきました。これをすることで、上司からみても「どこが理解できていないのか」「優先順位はどれか」を教えてくれるので円滑に仕事を進めることができます。

<マインド>手持ちのリソースと、成功パターンを思い出してみる

気持ちが落ち込んで仕事が手につかない。という時もありますよね。そんな時は、今手元にあるリソースと、自分の成功パターンを思い出しましょう。

  • ・これまでできていたことは何だったか?
  • ・どんな時に褒められたか?
  • ・そのときは、どういう仕事の仕方をしていたか?
  • ・社内環境、仕事に対する考え方、周りとのかかわり方はどうだったか?
  • ・今の仕事で、助けてくれそうな人はいるか?

これらをノートに書き出したら、まずは「ここまではできるんだ」と、過去に頑張ってくれた自分をねぎらってあげてください。そして、できていることを今の仕事に転用できるところはないか、考えてみましょう。

まとめ

「周りはできているのに、自分なんて全然だめだ」と落ち込むことはありません。
愚痴ってぐるぐるモヤモヤ。よりも、どうしたらいいのかな?と考える癖をつけ、うまく周りを巻き込んでみましょう。できないときに限って一人で抱え込み、「できないんです」と素直に言えない状態になっていることもたくさんあります。プライドは捨てて、仕事と周りと上手に付き合う、できるオトナ女子を目指しましょう。

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