雪印ビーンスタークコラボ企画(1)1日3食でも働きざかりの女性は栄養不足!?

雪印ビーンスタークコラボ企画(1)1日3食でも働きざかりの女性は栄養不足!?

ビーンスタークコラボ1

働きざかりの女子ツク!読者のみなさん、毎日きちんと食べていますか?営業にかけまわったり、パソコンで資料やデータをつくったり、私たちが働くために必要なエネルギーは、すべて食物の栄養でできています。しかし、飽食の時代であるいま、食事は空腹を満たすためだけのものになりがち。栄養バランスなど気にせず、なんでもいいから食べて“済ませる”だけになっていることも。そうなると仕事が忙しくてきちんと食事をとるヒマがないという方だけではなく、1日3食とっているという方でも実は“栄養不足”かもしれません。

60年以上母乳研究を続け、女性のからだと健康を知りつくしている『雪印ビーンスターク』によると、ほとんどの女性が1日3食の食事をとっても足りていない栄養素があるそうです。とはいえ、いきなり“栄養不足”といわれてもどうしたらいいのかわからないもの。そこで今回女子ツク!では、「働く女性のための栄養素と食事」をリサーチ!

『雪印ビーンスターク』とのコラボ企画として4回にわたり、女性に大切な栄養素や日常生活の食事のポイントなどをお届けしたいと思います。お話をうかがったのは雪印ビーンスタークの管理栄養士である齋藤ゆかりさん。第1回目のテーマは「働きざかりの女性に不足しがちな栄養素」です。

年齢問わず気をつけたい「鉄」不足

鉄は血液中の酸素と結びついて、からだのすみずみまで酸素を運んでくれる役割があります。鉄が不足すると貧血になったり、体の不調をきたしやすくなったりします。また、無気力といった漠然とした不調も実は鉄不足が原因になっている場合も。特に女性は鉄不足になりやすく、月経もあるので年齢問わずに意識してとっておきたい栄養素です。「ほうれん草」「レバー」「あさり」「納豆」などに鉄が多く含まれているので、積極的に摂取していきましょう。

イライラするのはやっぱり「カルシウム」不足!?

原因はカルシウム不足

私たちのからだの基盤である骨や歯をつくるカルシウム。そのほかにもホルモンの分泌や免疫、神経伝達の調節にもカルシウムが必要です。不足するとイライラしやすくなり、集中力が下がる原因に。子どもの頃、成長のためにカルシウムが大切と教えられてきた方も多いと思いますが、大人になっても変わりません。健康的なからだを維持する上でカルシウムは欠かせないんです。働きざかりの女性はしっかりとっておきたい栄養素。牛乳やチーズ、ヨーグルトなどおなじみの乳製品、そして小松菜、小魚に多く含まれています。

あわせてとりたいビタミンCとD

鉄・カルシウムとあわせてとってほしいのがビタミンCとD。ビタミンCは鉄の吸収を良くしてくれて美容のためにも嬉しい栄養素。しかし、ストレスで消費されやすいのが難点。残業が続いていたり、責任のある役職についているなどストレスフルな生活をしている人は要注意です。補うためには緑黄色野菜や生の果物を食べるようにしましょう。
ビタミンDはカルシウムの吸収を促進してくれる栄養素です。きのこ類や魚類に多く含まれているので、カルシウムの含まれる食品を食べるときは一緒にとるように心がけるといいでしょう。

【まとめ】

食事はバランスがいちばん大切です。どの栄養素も不足してしまうのは良くないことですが、かといって足りない栄養素だけとればいいというものでもありません。栄養素は相互に働きかけながら、私たちのからだの健康を維持しています。やみくもに食べるよりも不足しがちな栄養素が何かということを押さえつつ、全体的にバランスの良い食事を心がけることがポイント。栄養素の働きはすべてつながっているという“栄養の輪”を意識しながら、全体的な1日の食生活を見直すようにしましょう。

続きはこちら→雪印ビーンスタークコラボ企画(2)働き女子のためのコンビニメニュー栄養チョイ足し術

伺った人

【お話を伺った人】
齋藤ゆかり/管理栄養士、ワインアドバイザー
十文字女子短期大学 食物栄養学科卒業。1992年に雪印乳業株式会社育児品事業部に入社。2003年に第1子を出産し、2007年に第2子が誕生。二児の母親であり、管理栄養士として、妊婦や子育て中の母親たちに食事や栄養のアドバイスを行なってきた。現在は雪印ビーンスタークが運営する子育てサイト「まめコミ」にて子育てエッセイを執筆中。

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