【恋愛】結婚したい?したくない?悩んだら5年後をイメージしてみて
「そろそろ結婚しないの?」なんて周りに聞かれるようになり、流されるままに婚活を始めてみたのはいいけれど、思うように結果がでなくて、「あれれ、私って本当に結婚したいんだっけ?」などとふいに立ち止まってしまうことってないですか?
考えてみれば、今の生活に特に不満があるというわけではないし、子供も絶対に作りたいわけじゃない。「そんな緩い気持ちだから、婚活もうまくいかないのよ」なんて婚活コーチに言われたら、「そうですね」と言うしかないわけで……。
じゃあ、いま、私、何をすればいの?――と悩んでいるみなさま、こんにちは。「恋愛・婚活研究所」主宰のにらさわあきこです。
このコーナーでは恋や結婚に悩めるみなさまにヒントとなるアイデアをお伝えしていこうと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
結婚する、しないは自由
当研究所では恋愛や婚活を研究してはおりますが、必ずしも結婚を推奨しているのではありません。なぜって、他に頑張りたいことがあれば必ずしも結婚を選択する必要はないと思いますし、仕事を頑張ろうと思ったら家庭を持つのは難しかったりします。「キャリアと結婚の両立」は確かに憧れですが、完璧にできたら問題はないわけで、実際にはどちらかを懸命にやったら片方は後回しになるものです。
流されて苦しむ必要はない
ところが周りが一人また一人と結婚を決めて行くと、心が定まらないまま、「私もなにかしなきゃ!」と焦るようになる。もちろん、それをきっかけに新しい価値観や新しい人に出会える可能性はあるのでなにごとでも始めるのはいいことだと思うのですが、追いつめられて「苦しい」と感じるようなら本末転倒です。
5年後、あなたは何をしている?
「でもじゃあ、何をすればいいの?」と悩んだら、やってみてほしいのが、「5年後の自分をイメージすること」です。
5年後も同じ職場にいるのか、それとも違う人生を歩んでいるのか思い描いてみてほしいのですね。なぜ5年後かと言うと、1年後や2年後だと今の延長で考えてしまうので、「できるはずない」と自分の本心にフタをして「条件付き」の「できること」を思い描いてしまうからです。一方、10年以上先になると「イメージできない」ともなりかねない。
でも、5年後なら割と気軽に「理想の自分の暮らし」を自由に思い描くことができませんか?
自分で決めると後悔が少ない
イメージしてみて、もしもあなたが5年後も、今と同じように一人で働いている風景がしっくりとくるのなら、ことさらに出会いに奔走する必要はないでしょう。職場も、今の場所がシングルでも働きやすそうなところなら、そのままのんびりするのはありですし、難しそうなら、キャリアプランも少しずつ意識していけばいい。
または、5年後に素敵な男性と家庭を築いているイメージがふっと浮かぶなら、そこから逆算して「今から4年後には子供が生まれていて、3年後には結婚していて、2年後には交際している……ということは、そろそろ誰かと出会っておこうかな」と予定に婚活を組み込んでいけばいい。
主体的に生きるのが大事
大切なのは、あなたが自分の「意思」で「今の時間」に「行う内容」を納得して決めること。納得して決めたことならば、後悔は少ないですし、その時間を楽しめます。だけど流されていては自分がどんどん苦しくなっていくだけです。
結婚も仕事も結局は、「幸せになるために選ぶべき」もので、苦しむ必要なんてないんです。まずは「5年後の自分」をイメージして、未来の理想に向かって「今」を素敵に形作って行きましょう!
◎悩んでいるあなたへのアドバイス◎
もしも今すでに苦しい状態にあるのなら、5年後の自分から逆算してストーリーを作ってみてください。例えば5年後に、幸せな家庭に恵まれている風景を描いている人ならば、「2016年に大失恋をしたので、思い切って婚活を始め、理想の旦那様に出会った」とか、「仕事もイケてなかったので、そのままの自分では嫌と一念発起した」とか……。
つまり今を未来のハッピーの「起点」にしてほしいのですね。すると、未来のあなたは、今日の自分になんて声をかけてあげるでしょうか?
「今、悩んでくれてありがとう」「その悩みはすぐ解消されますから」「このあともっと苦しい時が来るよ」……などなんでもいいのです。未来からすれば、今の苦しさは本当に一時のもの。素敵な未来を今日から作るために、「何を描いでいけばいいか」「どう行動していけばいいか」ワクワクして行っておきましょう。