この春一人暮らしを始めるあなたへ!知っておきたい家電の正しい使い方
突然ですが、あなたは家電を”正しく”使えていますか…?普段何気なく使っている家電にも、実は正しい使い方があるんです。間違った使い方をしていると、当然故障の原因に繋がってしまいます。せっかく買い揃えたお気に入りの家電、できれば長く付き合いたいですよね。そこで今回は、この春一人暮らしをスタートさせる人に向けて、家電の正しい使い方をご紹介します♪
家電①:掃除機
掃除機のコードについている赤いテープと黄色いテープ。この2つのテープの意味、正しく理解していますか?赤色のテープは”これ以上引っ張ったらいけない”ということを知らせてくれる印というのは知っている人も多いと思います。では黄色のテープはどうでしょうか。コードの中間地点?もうすぐ赤色のテープが出ると知らせるもの?どちらもよく答えられることですが、両方ともも間違い。正解は”この位置までコードを引き出してください”という意味なんです。コードをじゅうぶんに引き出さずに使ってしまうと、掃除機本体の中で電源コードが発熱。これが故障の原因に繋がります。どんなに狭い範囲を掃除する場合でも、必ず黄色のテープまで出して使いましょう。
家電②:炊飯器
最近では、節約のために家電のコンセントを抜いている人が多いようですが、炊飯器のコンセントを抜くのはNG。というのも、炊飯メニューや炊飯時間を表示している画面は、コンセントからの電源ではなく、炊飯器の内部にセットされているリチウムで動いているから。この電池は、家庭では交換することができないんです。一度電池が切れてしまったら簡単には直りません。無駄な消耗を抑えるためにも、電源コードはさしたままにしておくのがオススメです。
家電③:電子レンジ
食品を温めるとき「温かさにムラがあって何度も何度も電子レンジをまわしている」という人、いませんか?実はこれ、置き方の問題なんです。みなさん真ん中に置きがちですが、実はこれではしっかり温まりません。では、どこに置いたら良いのかというと、中心から少しずらした位置。ずらすのは、右でも左でも手前でも奥でも構いません。というのも、中心に置いてしまうと、食品の一部に熱が集まってしまい温めた後の温度にムラができてしまうんです。たったこれだけのことで、何回も何回も回さずに済むので、消耗を防いだり電気代の節約になったりします。
家電④:洗濯機
洗濯するとき「良い香りにしたいから」と、ついつい多めに洗剤を入れてしまっていませんか?実はこれ、故障の原因に繋がるんです。多く入れすぎた洗剤は水に溶けません。溶けずに残った洗剤は、洗剤入れや本来洗剤が通るはずの部分で固まってしまったり、しっかり乾かなかったりして、カビの発生を誘引します。良い香りにしようとしているのにカビくさくなってしまっては逆効果ですし、何より体に良くありません。また、量に気をつけるのは、洗剤だけでなく洋服も。洋服を詰め込みすぎると、モーターへの負荷が過大になります。「平日は忙しいから、週末にまとめて洗っている…」という人も多いかと思いますが、洗濯物の量は6~7割に抑えた方が良さそうです。
家電⑤:ドライヤー
ドライヤーの電源を切るとき、温風を使ってそのまま切っていませんか?正しいドライヤーの電源の切り方は、一度冷風へ切り替えること。このちょっとした作業で、寿命がグンッと延びるんです。ドライヤー内部のヒーターは、高温になっている状態から突然電源を切られると負担がかかります。なので、少しずつ温度を下げるだけで、ヒーターへの負荷が緩和できます。とっても簡単なことなので、ぜひ試してみてください。
【まとめ】
いかがでしたか?あなたは正しく家電を使えていましたか?もし間違っていたとしたら、今日からでも実践してみてください。ご紹介した正しい使い方をマスターすれば、今までよりも長く家電と付き合えるはず。しっかり知識をつけて、春からの新生活、楽しんでください♪
解説:テックマークジャパン株式会社