それってありえなくない!?あきれる上司の失言と対処法
リクルートの調査によると、女性の転職理由の第1位は「人間関係」。とくに上司部下の関係が引き金となることが多いそうです。とはいえ職場にはいろんな価値観の持ち主がいるので多少の摩擦は仕方がないもの。そこで今回は、些細なことだけれど女性が転職を考えるきっかけとなる「何気ない一言」や「行動」をご紹介します。言われたことあるある!と思ったあなた、次からは冷静に対処できる、かも?
「家ではちゃんと家事してるの?」
上司はコミュニケーションのつもりで言ってきているのかもしれませんが、正直なトコロ余計なお世話!と思う女性多数。心の中では「あなたには関係ないでしょ」と思っています。結婚直後の場合などは共働きが多いので、そういう時は「旦那さんは家事手伝ってくれるの?」が正解のはず。こういうことを言ってくるということが男性上司だった場合、女性に家事を「ちゃんと」やってほしいと思っている典型の男尊女卑の人なのかな。昇進の時にネックになるかもしれない。と感じることもあるとか。
「あの件なら、さっき喫煙ルームで話してきたよ。」
最近はタバコを吸う若い人も減りつつあるとはいえ、一度は経験したことがある人もいるのではないでしょうか。タバコを吸わない人にとって「そんなカンタンな場でさっさと承認を取り付けるなんて、アンフェアだ!」と感じてしまいます。普段の仕事で承認をとろうと思うと、上司の時間を確認して、事前に根回しをして、端的に説明して…。と準備してから挑むのに!一瞬気の緩んだ瞬間に、タバコ片手にだなんて、公平な判断をしてもらえないと思ってしまうことで信頼関係を崩しかねません。この際も、「戻ってからきちんと提案して」などその場ですべてを完結させないような気配りをしてほしいですね。
「いわれた通りにやるんじゃなくて、自分で考えて」
上司としては自主性や自立のために指示をしているつもりなので悪気はありません。ただ、言われた通りにやらないと逆ギレし、自分で考えてやったら「イメージと違う」と突っぱねる時は要注意。彼らが言いたいのは、「少ない語彙の中から文脈を読み取ってね。そのイメージをくみ取ったうえで、俺好みの提案を考えてきて」ということです。「そんなの無理です!まずは霊視能力授けてください!」とは言えないので、自分の責任範囲とどこまで考えてよいのかを確認します。もし上司が答えを持っているならば、お互いでゴールの認識を合わせることで対処しましょう。
まとめ
もしもすべてに当てはまる!という人がいたら、本当にお疲れ様です。そんな中で生き抜くあなたはたくましい。今回は上司部下の関係にフォーカスしましたが、どれにも当てはまる大事なことは、感情を抜きにして「仕事の成果にかかわるので、こちらの要望も聞いてほしい」ということをきちんと伝えることです。上司も全知全能の神ではないので、期待をするのではなく、したたかにコントロールするくらいの図太さも時には必要ではないでしょうか。