【必見】本ではわからないブラック企業の見極め方~実践編~
流行語になったり、厚生労働省がリストを公表したり…年々注目が集まる”ブラック企業”。最近ではそんな悪質な企業を見分ける本もたくさん出てきています。「年収のモデルケースが広い」「”成果主義・実力重視”をかかげている」など、その内容はブラック企業の特徴を教えてくれているものが多いようす。特徴や傾向はしっかりつかめるのですが、それだけでは甘い!甘いです!というのも、実際にその会社と関わりを持たなければ実態がわからないところがほとんど。もっと鋭い視点から、もっと確実に、ブラック企業かそうじゃないかがハッキリと分かる方法があるんです。転職活動中の方や、勤めている会社がブラックなんじゃないかと感じている人は、ぜひこの方法を使って見極めてみてください。
見極め方その1:深夜に「電突」
「業務時間外に電話してみる」という方法はよく目にしますが、いわゆる”電突”はかける時間帯が重要。22時~23時のなまぬる~い時間にかけても意味がありません。オススメの時間は、深夜の1時~2時。「遅い時間にかけたら迷惑になっちゃうな」とためらいがちですが、普通はこんな時間に人はいないので大丈夫。もし万が一、社員の人が電話に出たらブラック度を測ってしまいましょう。元気良く出たらブラック度★★★、明らかに疲れていたらブラック度★★★★、会社ではなく自分の名前を言ってしまったらブラック度★★★★★です。
見極め方その2:休日の「電突」
深夜に電話して出なかったとしても、23時以降は電話に出るのを禁止されている会社もあるかも。ブラック企業を見極めるうえで欠かせないポイントのひとつが休日。土日祝日にも関わらず11時~14時頃のアツい時間帯の電話に出たら、それは出社している人が一定数いる可能性大。休日に電話するときのポイントは、どんなに電話に出なくても20回以上コールすること。土日は1人~2人体制でまわしている会社かもしれないので、5~6回だけでは出社しているかのチェックができません。別の方の対応をしていたり、集中して取り組んでいて対応できなかっただけの可能性があります。もし電話に出たときは「お世話になっております。鈴木さんいらっしゃいますか?」といる可能性の高い名前を出してごまかしましょう。部署名などくわしく聞かれてしまったらガチャギリしちゃっても良いかも…。
見極め方その3:「メール返信」のスピード
ここまでは電話ばかりでしたが、もうひとつの手段としてメールをオススメします。送信する時間帯は、金曜日や土曜日の22時以降。メールを送ったあとはただひたすら待つ…のではなく思いきって寝ちゃいましょう。翌朝起きたとき、返事がきていたらブラックの可能性があります。自動返信の場合は大丈夫ですが、手動だった場合はアウト。すごくお客様思いの会社かもしれませんが、業務時間外なのにメールのレスポンスが速すぎる企業…働く側から考えるとこわいですよね。
まとめ
便利な世の中にするために、長めの残業や休日出勤でちょっぴりムリしちゃったり…。高度経済成長期はそれで良かったのですが、今はもう来年のこともわからないような時代。そんなときは、ムリをするのではなく、本当にこれで良いかと勤務体制をいまいちど考え直さなければいけません。消費者としても、過度なサービスを求めすぎて、企業にばかり負担をかけるのはやめましょうね。