本音をそっと教えます…女性の独立、その理想と現実

本音をそっと教えます…女性の独立、その理想と現実

女性の起業

「女性活躍」という言葉の後押しもあってか、最近は東京都知事が女性になりましたね。また、独立・起業する女性も増えてきました。フリーを目指す理由として、出産や子育てをしながら会社員として一生を過ごすには制限が多すぎて不安、自分らしくライフスタイルに合わせて働きたい、自分の使命をもって世の中を変えていきたい!という方など様々です。そこで「フリーになるって実際どうなの?」と、よく聞かれる3つの項目“コスト” ”時間の自由度” ”継続”について、女性の独立の現実をホンネで書いちゃいました!

半年間=約250万円

もし独身で、会社を完全に退職して独立を目指すのであれば、少なくともこのくらいの貯蓄は欲しいところです。というのも、月々の家賃や光熱費、通信費など基本の生活費に加え、これまで会社が負担してくれていた自己研鑽のための学習費用なども自分で支払わなければならなくなり、結構お金がかかります。気軽に先輩に相談出来ていたことをコンサルタントにお金を払ってお願いする、という事も往々にしてあります。お金がなくなってくるとあせって目先の利益にばかり執着してしまい、いいサービスを提供できなくなる人もいます。備えあれば患いなしです。

自由は最大の不自由

  女性の独立

あくまで私の場合ですが、ルールに縛られず自由に何でもやりたい&自分で決めたことをこつこつ続けるのが好きという事もあり、フリーになることで手に入れた時間の自由はこの上なく楽しいです。「あぁ、満員電車に乗る体力と往復の通勤時間があったら、自宅で仕事がしたいしその分早く終わりたい!」と常々思っていたので、結果として大幅な時間の無駄がカットできました。ただし、「すべて自由」ということは、改めて自分がイチからルールを決めなければならないということ。決められたルールがある方が考えなくてラク…という、今まで隠れていた事実も学びました。

努力をスキルではなく、習慣化できる人が残る

会社員だろうがフリーだろうが「努力」に関すること、ここだけは仕事の原点なのかもしません。やりたい、やりたくないの問題ではなく成果を出すには、やり続ける努力が必要。「努力できるのは1つのスキルだ」という人もいますが、本当にそうなのでしょうか。運動会のために1か月だけ走るトレーニングをすることと、毎朝30分のジョギングを生涯続けるのとでは、身につくものや結果が異なりますよね。仕事も習慣化してしまえば、辛かろうが楽しかろうが、やりさえすれば結果はついてくると思います。独立してその世界に残る人=努力を習慣化できる人、いたってシンプルです。

まとめ

正直なところ誰かの役に立って喜ばれることが仕事だとすれば、フリーだろうが、会社員だろうが、「社会」というシステムの中で働くことに変わりありません。置かれた場所やルールがマイナーチェンジしただけで、原理原則は基本的には同じこと。会社員から独立した人なら、会社で学んだ事をそのまま経験として大事に育ていけばいいし、会社員じゃなかった人でも、これまでの生活で得た事を仕事に転換していけばいいのです。ただ「どこで何をどうするか?」について、自分に一番フィットするステージを選べるかがカギなのだと思います。

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