面接で見極める!馴染むひと?なじまないひと??
入社前の面接時ではとってもいい感じで、ウチの会社に馴染みそうだな~と思っていたにも関わらず!なぜか仕事スタートと同時にぜんっぜん馴染んでくれない人っていませんか?会社はたくさんの人の集合体。おのずとキャラクターのようなものが生まれます。そのキャラに合うか、合わないかは確かにある。しかしそれが面接時で見抜けないってのは…人事としては避けたいものですよね。
オーバートークにご用心!
ときどきいるんです。過剰にこちらのハナシに合わせてくる人って。何をいってもポジティブでオーバーリアクション。しかも目をうるうるさせたりして。話してるほうも思わず気分よくなっちゃって、うん、この人はなかなかのタマかも知れないなんてかなりバイアスかけて思い込んだりして。実はこれがキケンなんです。自分を偽ってオーバートークする人って、採用された後に化けの皮がはがれるもの。それが入社後だったときにはその人も会社も目も当てられない…なんてことに。「言うだけ番長」にご用心!
前職の風土について聞いてみよう!
前職またはいま在籍している会社の風土。これって結構大事だったりします。特に5年以上在籍している方の場合、その会社の風土がベーシックなものとして身についている可能性があります。自社がメーカー系や技術系、ものづくり系の会社だとしたら、まず馴染まないのは「体育会系営業会社」出身者。またその逆もしかり。ただし、転職理由がその風土が嫌だから、という場合もありますから、そこは面談の内容と照らしあわせて判断すべきですね。いずれにしても参考にしたいデータではあると思います。
親友になれそうな人が社内にいるか
その人が馴染むかどうか迷った時の判断基準として、その人の親友になりそうな人、気の合う人が社内にいるかどうかを確認するのもひとつの手です。もし、気の合う仲間が見つかるならばそれは間違いなく馴染めるわけですし、逆にどれだけ馴染みそうな人でもひとりぼっちではしんどくなって辞めてしまうことも考えられます。そういう意味では人事は人間通でなくてはならない。そして社員全員のプロフィールとキャラクターを把握しておかなければならない。大変ですが実にやりがいある仕事だと思いませんか。
組織に馴染みのいい人をどんどん送り込む人事って、各セクションどころか経営陣からものすごく頼りにされます。任される人事、期待される人事になるためにも人間通を目指してがんばりましょう!