【検証してみました】本当に使えるモテテクニックはコレ!
「さしすせその法則」や「ミラーリング効果」など、女子なら一度は聞いたことのあるモテテクニック。「名前は知っているけれど実際に使ったことはない」という人や、「使ってみたいけど、なかなかハードルが高くて勇気が出ない」という人も多いようです。
いずれにしても気になるのは、本当に効果があるのかどうか。そこで、比較的実践しやすい3つのモテテクニックに絞り、筆者と筆者の友人が体を張って検証してみました。
3大モテテクニックとは?
数あるモテテクニックの中でも、今回は“THE 王道”かつ初心者でも挑戦しやすいものをピックアップしました。具体的には、「ミラーリング」「さしすせその法則」「クロスの法則」の3つ。ここで、それぞれのテクニックについて簡単にご紹介します。
【テクニック1】ミラーリング
その名のとおり、鏡のように相手の言葉や仕草を真似することで、相手に好意を持たせるテクニック。
通常、人は誰かを好きになると、相手の動作などを真似する傾向にあります。これを逆手に取ったのが「ミラーリング」。自分と同じ行動をとる相手を見ることで、無意識に「この人は自分に好意がある」と認識し、結果、相手に対してこちらも好意を抱いたり、親近感を持ったりするというもの。
恋愛においてだけではなく、ビジネスの場においても営業やコンサルタントが活用することで、商談がうまくいったというケースもあります。
今回は、(1)しぐさを真似る。のほかに、(2)同じメニューを注文する。という2つの行動を検証します。
【モテテクニック2】さしすせその法則
合コンでの、王道中の王道とも言えるテクニック。
「さ」=さすが! /「し」=知らなかった! /「す」=すごい! /「せ」=センスいい! /「そ」=そうなんだ! の5つの相づちを使い、会話を盛り上げます。「自分の話を興味深く聞いてくれている」と相手に感じさせることで、「この子と会話するのって楽しい」と思ってもらうことができます。
ちなみに、単体だけではなく「そうなんだー!知らなかったよ」や「すごーい!さすがですね」なんてコンボで使うパターンもあります。
【モテテクニック3】クロスの法則
動きや手足を、意識的に交差させたりひねったりするテクニック。しぐさをより女性らしく、美しく見せることができます。また、相手に微かな“違和感”を与えることで、より注目を集めたり、印象に残りやすくなったりするという効果が見込めます。さらに、隣に座っている人へ実践する際には自然と相手との距離が近くなるため、不意な接近でドキドキさせることができるという一石三鳥なテクニックです。
具体的には、(1)右側にあるものを左側の手でとる(もしくはその逆)。(2)左側の髪を耳にかけるときに、右手を使う(もしくはその逆)。の2つの行動を検証します。
検証の場は、4対4の合コン
検証方法について
今回は、検証結果を収集しやすくするために、筆者が幹事となって4対4の合コンをセッティング。
筆者以外の女性3名に、それぞれ違うテクニックを試してもらうことにしました。
まずは、前半の1時間で相手を決めずそれぞれのテクニックを実践。後半は1人にターゲットを絞り、その相手に対してのみ意識的にテクニックを実践することにします。
検証結果の収集は、男性側の幹事に協力を依頼。男性陣に「それぞれの女性人に対してどんな印象を持ったのか」についてヒアリングを実施。テクニックの効果と実際与えた印象に相関関係があるかどうかを検証します。
参加メンバーの紹介
女性人3名は、全員が筆者の前職の同僚。今回は、よりモテテクニックの効果を知るべく、普段の性格と一見離れた印象を与えるテクニックを担当してもらうことにしました。クールな印象のAには相手に親近感を与える「ミラーリング効果」を。マイペースなBには傾聴力をアップさせる「さしすせその法則」を、サバサバとした性格のCにはしぐさをより女性的に見せる「クロスの法則」を実践してもらいました。
男性人4名は、全員が筆者の大学の友人。金融、IT系、メーカー、公務員という職業です。
※ちなみに、全員知り合いではありますが、筆者も合コン中はミラーリング効果を実践しました。
クロスの法則は、効果絶大!?
ミラーリングは、動作よりも言葉が印象に残る!?
ミラーリング効果を実践したAについての印象を聞いたところ、後半テクニックの実践対象にしていた男性からは「気が合う」との回答が。自分が注文をすると「私もそれ好きなんです」と同じメニューを頼むことが多かったので、「食の好みが合う」と感じたそうです。
動作については特にほかの男性陣からも言及はなかったため、そちらの効果は不明ですが、言葉でのミラーリングは印象に残りやすいようです。
インパクトがあったのは、クロスの法則
検証した中で、もっとも効果があるように感じたのはクロスの法則。
「食事を取り分ける」「注文されたドリンクを回す」などの行動は合コン中、女性陣のほとんどがしていたものの、クロスの法則を使っていたCのしぐさが印象的だったせいか、「率先してやってくれて気が利く」という印象をもつ男性が多くいました。
また、合コン中にCの隣の席に座っていた男性からは「距離が近くて、ドキドキした」とテクニックの狙い通りの回答も。クロスの法則が与えるインパクトは、大きいようです。
さしすせその法則で、思わぬ誤算
合コン中、思わぬ誤算が生じたのがさしすせその法則。担当するのはBのみの予定だったのですが、無意識のうちに女性陣のほとんどが「そうなんだ」「すごーい!」など、さしすせその法則に当てはまる相槌を連発。そのため、話は盛り上がったものの、Bがテクニックを実践した効果がいまいちわからなくなるという自体が生じました。
さしすせその法則は、いまや意識をして使わなくてもすでに多くの女性が身につけているテクニックのようです。
短期戦なら、モテテクニックを使うのもアリ
今回の検証結果から見ると、モテテクニックには一定の効果はあるように感じました。
一方で、テクニックを自分でも実践してみた筆者の印象についても念のために聞くと、「特に何も変わらない」とのこと。第一印象をアップするための効果は期待できるものの、すでに知り合いの状態での実践では、効果はいまいちなのかもしれません。
もちろん、女性にとって日ごろから自分磨きをしていることは大切。でも、第一印象が重要、かつ数時間という短期戦である合コンの場では、モテテクニックを使ってみるのもアリかもしれません。