毎日が胸キュン!私たちは、こうして職場恋愛を実らせました
職場の同期や先輩、後輩にときめいた経験は、だれでも1度はあるはず。実際、パートナーエージェントの「社内恋愛の実態」というアンケート調査によると、20代から40代の男女のうち約4割が社内恋愛経験者です。
それでも、毎日顔を合わせるからこそなかなか最初の1歩は踏み出しづらいもの。そこで今回は、実際にそのトキメキを実らせ、見事ゴールインしたカップルのエピソードを女子目線でご紹介します。
【同期との恋愛】きっかけは、内定者研修でした(27歳・クリエイター)
出会いのきっかけは、入社前の内定者研修。同じチームになったのが、彼との出会いでした。研修後も、そのメンバーで何度か飲みに行っていましたね。いざ入社してみると、偶然配属チームが一緒で席も真正面。必然的に、仲良くなっていきました。
いつも気にかけてくれる優しさに、胸キュン
仕事が終わらず残っていると、「何か手伝おうか?」と声をかけてくれたり、帰り際に私の机にさりげなくお菓子を置いてくれたり、日ごろから何かと気にかけてくれる優しさに、ちょっとずつひかれていきました。
決め手になったのは、部署の新卒歓迎会。自己紹介をするコーナーがあったのですが、彼が「好きな女性のタイプは?」と質問されたとき、「前の席に座っている○○さん」って冗談っぽく答えたんです。そこからは、もうずっと意識しっぱなし(笑)。
共通の趣味がきっかけで、入社して3ヶ月経ったころからだんだん2人で遊ぶようになり、8月に彼からの告白で付き合うことになりました。
社内では公認カップルに
最初は秘密にしていたんですけど、街中でバッタリ会社の先輩と遭遇して、自然とバレてしまいました。付き合って1年で同棲して、2年目には結婚。今でも、同僚として働いています。
「会社は恋愛ではなく仕事をする場だ!」と言う人もいるけれど、会社に行くモチベーションになるし、相手の人柄も深く知ることができます。私は、職場恋愛をオススメしますよ。
【後輩との恋愛】ただの後輩が、いつの間にか気になる男性になっていた(31歳・営業)
彼は会社の1年後輩。私のいる部署に彼が異動してきたのが、知り合ったきっかけです。もともと仲の良い職場だったので、みんなで飲みに行く機会も多かったんですよね。気さくで明るい彼と仲良くなるのに、時間はかかりませんでした。
2人だけの2次会
自宅が近く一緒に帰ることが多かったので、飲み会の帰りに2人で飲みなおすことが少しずつ増えていきました。当時の彼氏と上手く行かず、相談に乗ってもらったこともありましたね。私がフラれて落ち込んでいたときも、何も言わずにそばにいてくれました。そんな優しさに少しずつひかれていって、自然と付き合うようになりました。
秘密だからこその、ドキドキ感
仲の良い一部の人にだけは報告していたのですが、周りに気を遣わせるのが嫌で、基本的には内緒にしていました。付き合い始めて1年ちょっとで彼にプロポーズされて、そこではじめて上司や職場の人へ正式に報告しましたね。
私は社内恋愛って、特別じゃないと思ってるんですよ。本当に、たまたま好きになった人が同じ職場だっただけなんですよね。でも、せっかくなので「バレたらどうしよう……!」みたいなドキドキ感を楽しめたら、2人の仲が一層深まるんじゃないかな。
【先輩との恋愛】落ち込む私を優しく励ましてくれた店長に、恋をした(26歳・接客業)
地元が鹿児島なんですけど、その郷土料理を出すお店に私が転職したのが、2人の出会い。当時、指導係としてついてくれたのが、店長の彼だったんです。7つ年が離れているんですけど、2人とも散歩やカフェめぐりが好きっていう共通の趣味があって。「あそこもう行きました?」なんて話で盛り上がるうちに、だんだんと距離が縮まっていきました。
年上ならではの包容力
私は比較的要領が良いタイプなのですが、一時期なぜか仕事でミスが続いてしまったんです。そのときは本当に何をやっても上手くいかなくて……。店長に怒られるのを覚悟していたんですけど、やさしく励ましてくれたんですよね。そこからは、仕事で何か悩みができたら、真っ先に彼に相談するようになりました。
ちょうど同じ時期から、休みの日に2人でカフェめぐりや散歩に行くようになっていました。鎌倉デートをした帰りに思い切って自分から告白してみたんです。そしたら、彼も同じ気持ちだったみたいで、晴れて付き合うことになりました。
ライバルの登場に、ハラハラ
みんなに優しい彼だから、やっぱりすごくモテていて。職場では付き合っていることを内緒にしていたんですが、内心気が気じゃなかったです(笑)。同じ職場の先輩から、彼のことが好きって相談されたときが、1番辛かったですね。それでも、徐々に周りにも付き合っていることがバレてきて、付き合って1年経ったころからは2人の関係をオープンにするようにしました。今は職場が違うのですが、変わらず仲良く過ごしています。
私が職場恋愛でいいなと思ったのは、職場にいるときの関係性と、2人でいるときのギャップ。自分だけに素を見せてくれるのが、すごくうれしかったですね。
職場恋愛だからこそ、分かり合えることがある。
実際に社内恋愛をしている人にメリットを聞いてみて多かったのが、「お互いの仕事の大変さがわかる」「社内の飲み会の頻度や部署の雰囲気もわかるので、安心」「帰りが遅くても、仕事だってわかっているから無駄な心配をしないで済む」といった声。
一方で、「周囲に隠しているから、会社の近くでは2人で会わないようにしている」「別れたあとも、同じ職場だから気まずい」「元彼と私の後輩が結婚することになり、スピーチを頼まれた……」なんて、苦労があるのも事実です。
それでも、お互いの仕事のことまで理解し合えるのは、職場恋愛ならではの特長です。なかなか会えなくてすれ違ってしまう……なんて恋愛あるあるも、同じ職場なら心配はいりません。プライベートでも仕事でも支えあえる最高のパートナーを手に入れるなら、「職場恋愛」という選択もオススメです。
- 参考サイト:
- 社内恋愛経験者は約4割!社内恋愛推奨制度は、20代は「利用してみたい」|マイナビ学生の窓口