働く女子は賢く選ぶ!医療保険
医療保険は病気やケガに備える保険。ひと言で医療保険といってもいろいろな種類があり、新しい商品も次々と発売されています。そこで今回は働く女子のライフスタイルにあった医療保険が選べるように、わかりやすくレクチャーしていきたいと思います。
医療保険は病気やケガの保障
医療保険は一般的に入院・手術をした場合に給付金を受け取ることが出来ます。入院1日あたりの給付金は、保険会社の定める範囲内で5,000円・8,000円・10,000円などの様に自由に設計できます。入院・手術をしたらどれくらい費用がかかるのか、またその間に働けなかったときの生活費をしっかりと計算して給付金額を設計することが大切です。
不安な病気をピンポイントで備える
また特約を付加することで保障を手厚くすることも出来ます。たとえば『女性医療特約』は帝王切開・子宮筋腫・卵巣のう腫などで入院・手術した場合の保障が手厚くなります。その他にも『がん保険』や、がん・心筋梗塞・脳卒中に備える『三大疾病保険』のように単体商品としても販売されているものもありますので、自分に合ったものを選びましょう。
知って安心!公的な医療保険制度
健康保険制度では医療費が3割負担になるほかにも、『高額療養費制度』があります。これは標準報酬月額が28~50万円の方の場合、1ヵ月の医療費が一定の額を超えた場合に、下記の計算式によって後で払い戻しが受けられる制度です。
80,100円+(総医療費-267,000円)×1%
総医療費とは3割負担となる前の医療費で計算しますので、仮に総医療費が100万円かかったとすると、実質の自己負担額は
87,430円となります。この他にも、従業員向けの医療費の補助制度を用意している会社もありますので、一度調べてみるとよいかもしれません。
【まとめ】
医療保険の加入・見直しをする前に、まずは公的な医療保険制度をしっかりと理解しましょう。そのうえで足りないと思う保障があれば、医療保険を検討するのが『賢い女子の医療保険の選び方』と言えますね。