仕事中に、やせていいんです!“やせる法則”でかんたんにシェイプアップ!
働くオンナは、毎日が戦い。早起きしておしゃれに気を遣って満員電車に乗って……、会社に着いたら休む間もなくお仕事がスタート。やっと残業が終わって、ごはんを食べたかと思ったら「もうこんな時間!? 寝なきゃ」そんな生活を繰り返していたら、いつの間にかだらしない体型に……なんて経験はありませんか?
成人女性を対象にしたある調査によると「2年以内に太った」という方が全体の55%。なかでも、仕事の時間が長い方ほど体重の増加量が大きいという結果が出たそう。毎日頑張って働いているのに、太ってしまうとはなんと皮肉なことなのでしょうか。「でも、運動やヘルシーメニューのお店でランチする時間なんてない! 忙しいと体型を維持することさえできないの?」そんな声が聞こえてきそうですが……、いえいえ、そんなことはありません!
今回は、そんな悩める女性たちを救うべく、オフィスでできるかんたんなシェイプアップ方法をご紹介。発見した“やせる法則”も活用すれば、ちょっぴりラクをしながら効率的にキレイになれますよ。それでは、“やせる法則”からご紹介していきましょう。
大発見!“やせる法則”とは?
実は、人間がやせていくときには、脂肪が減っていく順番があるのです。「ダイエットで体重は減ったのに、脂肪を落としたかった部位は太いまま……」という経験がある方は、もしかしたらそこは最後の方にやせる部位だったのかもしれません。一般的に、人間のカラダは大切な機能がつまっている内臓から遠い部位からやせていくといわれており、手首・足首、ウデ、ふくらはぎ、肩、太もも、腹部、おしり……という順番でやせていくと言われています。
だから、いきなり「おしりを小さくしたい!」といっても実現が難しいのだとか。しかし裏を返せば、この法則にあわせてダイエット計画を進めていくことで、スムーズに無理なく、ムダなお肉たちとさよならすることができるのです! では、脂肪を落としやすい部位から順番に、シェイプアップ方法をご紹介します。
まずは、効果が出やすい足首からスタート!
「足首は、油断すると太くなるパーツ」と言われることもあるほど、実は警戒が必要な部位。足首が太くなってしまう原因は主に3つで、「運動不足」「血行の悪さ」「むくみ」であると言われています。一見バラバラな要素に見えるこの3つですが、運動しない→足の筋肉が落ちる→血液が循環しなくなり、血行が悪くなる→老廃物や水分がたまりやすくなって、むくむ……というように、実は全てつながっています。つまり、適度に足を動かせば、足首が太くならずに済むのです! それでは、足首のシェイプアップ術を見ていきましょう。
ボールころがし/難易度★
まずは、床にテニスボールなどの小さな球を用意し、裸足でイスに座ってください。それを片足の指でつかんだあとに足の裏でごろごろとボールを転がすだけでOK。片足ずつ交互にごろごろしましょう。痛みを感じるところがあれば、そこにむくみの原因・老廃物がたまっている証拠! 念入りにごろごろして、ほぐしてください。ふだんハイヒールを履いている方、むくみ体質だと気にしている方におすすめです。
足首ぐるぐる/難易度★★
まずは、つま先を床にくっつけた状態でイスに座り、かかとを上げます。そのまま、10回程度かかとを左右に揺さぶりましょう。次につま先を上げて、かかとを床につけます。最後につま先を左右に10回ほどぐるぐるとまわしてください。……どうでしょう、ほどよい体ほぐし運動になりませんか? 血液も体にめぐっていくので、体もじんわりあたたかくなります。冬にぴったりのシェイプアップです。
足首ハサミ/難易度★★★
分厚い雑誌や本、厚みのあるクッションを用意するところからスタート。姿勢をよくしてイスに腰かけ、かかとがギリギリ床にふれない位置で両足をそろえてキープしてください。足の間に用意したものをはさみ、ぐっと力を入れたらそのまま10秒間維持。終わったら力を抜いて少し休憩した後、10回繰り返しましょう。結構負荷がかかるので、効果も見込めるはず……です。
お次は、女性が気にしている部位NO.2の太もも!
キュッとしまった足首を手に入れた次にほしくなるのは、ほっそりとした太ももではないでしょうか。両方手に入れることができたら、だれもがうらやむ美脚の完成です! しかし、ただ細いだけの足にはそそられないという男性も多いもの。健康的なほどよい筋肉で引き締まった太ももを、シェイプアップでつくっていきましょう。では、ご紹介していきます。
座って足上げ/難易度★
まずは、姿勢を正してイスに座ります。次にどちらかの足をまっすぐ伸ばしながら、ゆっくりとヘソの高さまで上げてください。そのまま5秒間キープしたら、もとの位置に足をおろして終了。足を上げ下げする際に、少し時間かけて行うのがポイントです。腹筋にも適度に刺激を与えることができるので、ちょっぴりおトクです。
プチ空気イス/難易度★★
イスの手前にちょこんと腰かけ、浅く座ったら、ヒザの角度が直角になるように調整します。ただし、立つ必要はありません! そのままイスに座って、空気イスをやっているときの気持ちになればOK。そのまま体を浮かせるつもりで、下半身に入れて5秒ほどそのままの姿勢でいてください。おしりにも自然と力が入るので、こぶりなヒップまで一緒に手に入ってしまうかもしれません。
つま先のぼり/難易度★★★
通勤や帰宅中、オフィスビル内、駅などで階段をのぼるときには、かかとを上げてつま先でのぼってみましょう。一見地味に見えるかもしれませんが、かなり大きな負荷がかかるので、運動不足の方は心して臨んでくださいね。
足全体の筋肉を使うので、広い範囲に効果が出るのもうれしいポイント。わざわざ運動やエクササイズの時間をつくらなくても、日常生活の中で筋肉を鍛えることができます。コスパがいいですね。
くびれは永遠の理想!お腹のシェイプアップ
ラストは、お腹のシェイプアップ方法をご紹介。内臓を包み込むように守ってくれている脂肪……、極端に多いとかえって健康を害することになります。お腹についているお肉たちと適度におさらばし、堂々と水着が着れるような魅惑的なボディを手に入れましょう。
ゆっくり腹式呼吸/難易度★
なんと、呼吸を腹式呼吸に変えるだけで、ぽっこりお腹を解消することができるそう。理由は“インナーマッスル”が鍛えられるから。体の中心部に近い部分に何層にも重なって体を覆っている通称“インナーマッスル”は鍛えることで、基礎代謝を高めてエネルギーを消費しやすくなったり、腸の動きをよくして便秘を解消したりといいことづくし。しかし、筋トレでは鍛えることができず、腹式呼吸で鍛えることができるそうです。
腹式呼吸のやり方はカンタン。口をとがらせてふーっと音を出しながら息を吐き、お腹をへこませながら息を出し切ります。次に、息を吸います。あごを引いて、鼻の奥で空気を吸うようなイメージでゆっくりと呼吸をし、お腹を膨らませていくだけ。どうでしょう?これなら仕事をしながらでもできそうです。
基礎代謝がアップすると、何もしていないときでもエネルギーが消費されるようになるので、太りにくくやせやすい体をつくることができます。ただし、意識していないといつの間にか普通の呼吸に戻っているので、はじめは意識しながら続けてくださいね。
足浮かせ/難易度★
最近、オフィスのイスをバランスボールに変えた筆者。これは私もたまにやっているのですが、2週間で太ももが細くなった(気がする)ので、かなりおすすめです!
イスに座ったまま足を10センチほど浮かせ「腹筋がツライな」というところで10秒間キープ。これだけです。結構キツイと思うので、気が向いたときにやってみる、でまずはOK。自然と腹筋が鍛えられ、ウエストのくびれが戻ってくるはずです。
ウエストひねり/難易度★
最後は、ウエストひねり! イスに座ったまま、左右交互にお腹をまわすだけのかんたんなシェイプアップです。体ほぐしの運動になるので、息抜きのタイミングに定期的に挟むと気分もすっきりするはずです。
早速、明日からスタートしませんか?
いかがでしたか? 効果が出やすい足首のシェイプアップから、手ごわいお腹までシェイプアップまでご紹介させていただきました。美は1日にしてならず。すぐに効果が感じられなくても、毎日継続することが大切です。
すぐにあきらめたり、効果が出ないからといきなりペースを上げて長続きしなかったり……ということになってしまってはもったいないです。いつもと同じオフィスにいながら、ラクして魅力的なボディラインを手に入れましょう。
こいとり~仕事中に、やせていいんです!“やせる法則”でかんたんにシェイプアップ!~
参考サイト: