どうせなら楽しく!やる気が続かなくなった残業との向き合い方
毎日残業が続くとやる気もだんだん失せてきて「あぁ…今日も残業かぁ」と、気分が重くなったりするもの。しかも頭の中は、早く帰ってゆっくりテレビを見ながらごはんを食べたい、ディナーやショッピングでアフター5を楽しみたい、なんて現実逃避のことばかり考えてしまったり。そうすると、目の前の仕事が憎らしく見えてきて、ますますやる気が減退…もう悪循環にハマってしまいます。そうなったら、あの手この手で頭の中を切り替えてみるべし!
残業の時間をお金に換算してみる
今月は残業でいくら稼いだのか?この残業ペースでいくと今月はどれくらいの給料になりそうか?一度、時間とお金を計算して、数字を出してみましょう。そうすると意外に金額が上がっていて、物心ともに余裕が出てくるかもしれません。今月のお給料が振り込まれたら…と、行きたい場所や買いたいもの、食べたいものをピックアップするのも効果的。ただし、あまりにもテンションが上がりすぎて、何でもかんでも引き受けたあげく体調を崩して欠勤続き、捕らぬ狸の皮算用に…なんてことにならないようにしましょう。
仕事の場所や環境を変えてみる
業務中の私語は禁止というお堅い会社がある一方で、BGMが流れていてソファがあってユルい雰囲気の会社があったりとオフィスの雰囲気は会社によっていろいろ。でも、どの環境であっても日中のオフィスは上司や同僚、他の社員がいて自然と気が引き締まるものです。ただ残業するとなると、同じ環境に長時間いなくてはいけない拘束感や、先に退社する社員へのフラストレーションを感じてストレスになったりしませんか?そういうときは場所や環境を変えてみるのも手(もちろん会社のコンプライアンスを確認してから!)。会社近くのカフェやファーストフード店に場所を移すだけでも新鮮味があるもの。また人がまばらになったオフィスでBGMを流す、休憩スペースをゆったり占領して仕事をする…など、遅い時間まで残っているからこそできる気分転換で残業をこなしている方もいるようです。
自分をレベルアップさせるゲーム感覚で挑む
やる気がない残業ほど、時間の経過が遅く感じるもの。イヤイヤ、ダラダラと残業をやるよりも、自分をレベルアップさせる目標を決めてサクッと終わらせてしまいましょう!たとえば、20時までにこのタスクは終わらせる、あと1時間で資料を作成してしまおう、など時間で区切ってみる。自分がどのくらいひとつひとつのタスクに時間をかけたのか計測してみるのもおすすめです。そうすると、先週は2時間かかったタスクが、今週は1時間半で完了できるようになったなど、自分の小さな成長が目に見えてくるはず。そうやっていくと、スキルの向上はもちろん、夢中になってあっという間に時間が過ぎていたり、効率よく終わらせてサクッと退社できたり、嬉しい変化がおとずれるかもしれませんよ。
まとめ
やる気の出ない残業ほど苦痛なものはありません。でもやらないと終わらないんです。じゃあ終わらせるために何をしたらいいのか?手を動かすしかありません。動かすためにどうしたらいいのか?頭の中と気分を切り替えて、目の前のタスクにとりあえず取り掛かってみること。人間は習得できる生き物。最初はなかなか自分の切り替えスイッチがわからないかもしれませんが、色々な方法を試すうちにタスクだけでなく自分のコントロール方法も身についてくるはずです。