縁結びの神様に結婚成就を誓う!大阪でオススメのパワースポット5選
出会いがない、いい人がいない、いい人がいたとしても長続きしない……。日本中の女の子がこのような悩みを抱えています。そんな悩みを抱えている人は、恋愛にご利益があるとされるパワースポットにお参りしてみてはいかがですか?
きっと新しい活力が得られることでしょう。今回は、大阪市とその周辺の街にスポットを当ててお伝えします。
情熱的な恋愛がしてみたい人にぴったり「露天神社」
露天神社は創建以来1300年の歴史があります。
この地は大阪湾に浮かぶ小島のひとつで、「住吉須牟地(すみよしすむち)曽根ノ神」をまつり鎮座したのが始まりとされています。また、古代難波において王権のもとに執り行われた最も古い祭祀(さいし)である「難波八十島祭」旧跡の一社であることが記録に残されています。
この神社はまたの名をお初天神といいますが、これは、1703年(元禄16年)に、堂島新地天満屋の遊女「お初」と内本町平野屋の手代「徳兵衛」が境内の天神の森にて心中し、それを元に近松門左衛門が人形浄瑠璃(じょうるり)「曾根崎心中」を書いたのが由来です。2人の300回忌の時、氏子の一人がお初さんにと100万円の寄付をし、それをきっかけに寄付金が集まり、平成16年にはお初と徳兵衛のブロンズ像を建てられるまでになりました。
お初と徳兵衛は、いつまでも大阪の女の子の恋愛を見守り続けています。
苔だらけのお不動さまにびっくり「法善寺」
往年の名曲「月の法善寺横丁」でも知られる法善寺。一説によると、1637年(寛永14年)にそれまでの山城国宇治郡北山村より現在の地に移り、琴雲の開山により建立されたとされています。本尊は阿弥陀如来。
この法善寺の不動明王像は、一年中参拝客から願いとともに水を掛けられているため「水掛不動さん」と呼ばれ、全身が緑色のコケで覆われています。また、不動明王像の前方左右にある矜羯羅童子(こんがらどうじ)と制多迦童子(せいたかどうじ)の2体のお地蔵さんを男女に見立てることで、縁結びが叶うといわれています。
カキツバタの名所としても知られる「住吉大社」
住吉大社は、全国に約2300社ある住吉神社の総本社で、大阪の人には「すみよっさん」として親しまれています。その歴史は古く、211年(神功(じんぐう)皇后摂政11年)に神功皇后が、住吉大神を住吉の地に鎮斎したことが帝王編年記に記されています。
住吉大社にはいくつもの末社がありますが、そのうちのひとつに侍者社(おともしゃ)があります。侍者社には、初代神主であった田裳見宿禰(たもみのすくね)とその姫神である市姫命(いちひめのみこと)が祀られ、縁結びや夫婦円満の神様として信仰を集めています。
また、カキツバタの名所として知られ、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)がまつられている浅沢社(あさざわしゃ)は、別名「住吉大社の弁天さん」といわれています。浅沢社は、「芸事や美容の願い」に福があるとされ、女性なら必ずお参りするのが習わしです。
玉造駅より500メートルの駅チカ「玉造稲荷神社」
玉造稲荷神社は紀元前12年に創建された玉造稲荷神社。創建当時は比売社(ひめしゃ)といわれ、一説によると蘇我氏と物部氏の戦いの際、蘇我氏方の聖徳太子がこの地に布陣して戦勝を祈願し、戦勝後この地に観音堂を建てたのが始まりといわれています。
主神は穀物の神様として知られる宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)がまつられ、また、金運、招福、鎮火、防火の神として、また縁結びとしても知られる軻遇突智命(かぐつちのみこと)がまつられています。
さくらんぼの根付がかわいいおみくじの「難波神社」
難波神社は、反正(はんぜい)天皇が現在の大阪府松原市に柴籬宮(しばがきのみや)を開いた際、父である仁徳天皇を祭神として創建したと伝えられています。その後、現在の天王寺区上本町に遷した後、豊臣秀吉が大阪城を築城したのち1583年(天正11年)に現在の地に遷ったとされています。
その難波神社には、有名歌手も引いたという「縁結びおみくじ」があります。恋愛運について知りたい人は引いてみるとなにかヒントが得られるかもしれません。さらに、そのおみくじには、良い方と出会い幸せになれるようにと願いが込められたさくらんぼの形をした根付けが入っています。
大阪は他にはないパワーのある街
いかがでしたか? 大阪は商いの街として知られていますが、恋愛もまた情熱的な伝説がある街です。大阪の地から受けるパワーをもらい、いい恋愛ができるといいですね。
- 参考サイト:
- 全国恋愛スポットnavi
- 露天神社
- 法善寺
- 住吉大社
- 玉造稲荷神社
- 難波神社
- 難波神社|ホントにあったパワースポット