もう怖くない!夏のメイク崩れ、応急処置法
働く女性の大敵、夏の化粧崩れ。大きな原因は「汗」と「皮脂」、そして「乾燥」です。朝のメイクでしっかりベースメイクやカバーをしても、頑張って仕事をすればするほど、皮脂も汗もたくさん出て、オフィスの空気はカラカラ。夏のメイクキープは至難の業です。休憩のたびにメイク直しはできないし、どうせまた崩れちゃうから、といって諦めないで!じっくり直している暇がない時にでも使えるメイクの応急処置を3つご紹介します。
【1】顔汗ストップでさらさら肌をキープ
通勤や外出時にはどうしても汗をかいてしまいます。なるべく顔の汗が出ないように「首のまわり」や「わきの下」を冷やし、熱を下げましょう。後頭部から首の両側まで冷えた飲み物や濡らしたハンカチを当てると効果的です。暑い日の外出時には、首を涼しくするスタイルにして、わきの下に冷却シートを貼っておくのもおすすめです。
実は、運動不足やエアコンの影響で冷えて手足の汗腺が衰えると、顔に老廃物を含んだドロドロ汗をかきやすくなり、これもメイク崩れの原因になります。半身浴や有酸素運動などで健康的な汗をかいて、普段から汗腺を鍛えましょう。
【2】リフレッシュして皮脂分泌を抑える
皮脂は、仕事中にたくさん分泌されます。これは、交感神経の働きによるもの。皮脂が気になる時は、軽くティッシュオフしましょう。あぶらとり紙はなるべく使用を控えて。必要な皮脂も取り除いてしまい、肌の乾燥が進んで余計に皮脂の分泌が促されてしまいます。
神経が緊張し、活動的になっている時にどんどん分泌される皮脂。適度な皮脂は、肌のバリア・保湿機能という重要な役割があるため、取りすぎるのは要注意です。でも、休憩することで副交感神経を優位にすれば、皮脂の分泌は抑えられます。仕事中のリフレッシュは、作業の効率アップはもちろん、肌の機能正常化にも効果的です。
【3】簡単!潤いメイク直し
どうしてもメイク崩れが気になる時は、コットンに乳液をなじませ、気になる部分をトントンと叩きながら拭き取ります。目元や口元などには綿棒を使うのもおすすめです。乳液には油分が配合されているため、メイクも負担なくオフすることができ、肌の保湿もできます。拭き取った部分のカバーは、ブラシを使ってパウダーファンデーションやフェイスパウダーをのせるようにして整え、まわりの部分となじませます。スポンジを使うと、またまたヨレができちゃう、なんてこともあります。
コットンや乳液、綿棒を持ち歩くのはちょっと大変かも、という方には、下地効果のあるお化粧直し用のコットンが市販されていますよ。でも、ブラシは必需品。コンパクトなものも多くあるので、お気に入りを探して、ぜひ化粧ポーチの仲間にいれてくださいね。
まとめ
汗をかくのも、皮脂が出ちゃうのも、頑張っている証拠。ちょっとした工夫で夏を味方にして、暑さに負けず、メイクキープしましょう。