女性にやさしい就職先はどこですか?
アベノミクスの成長戦略の柱にもなっている、「女性活躍推進」。少子高齢化の影響から、女性の労働力を活用する動きは、今後ますます進んでいくと予想されます。一方で、仕事中心の「バリキャリ」に疲れを感じ、プライベートを重視する「ゆるキャリ」への転換を考える女性も増加。「精神的、身体的に楽な仕事がしたい」という方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、女性にやさしい就職先について、調査してみました。
「忙しすぎない」メーカーの事務職
一般的にメーカーの事務職は、電話対応や伝票整理などのカンタンな業務が多く、残業も少なめです。デスクワークが中心ですので、カラダへの負担も感じることがなく、長く働ける環境といえるでしょう。狙い目なのが、大手メーカーの関連会社。比較的門戸が広く、福利厚生は親会社に準じているケースが多いので、育児休暇なども充実しているのが特徴です。事前にクチコミサイトで平均勤続年数を調べておくと、より自分に合った就職先を見つけやすくなります。
社会貢献も実感できる団体職員
団体職員とは、独立行政法人や学校法人、特定非営利活動法人(NPO法人)などで働く人を指します。利益の追求がすべてではないため、利用者の満足度を重視してお仕事できるのが大きな魅力。給与体系も公務員と同様に、年功序列で決まることが多く、長く働くほど収入アップが見込めます。もちろん、リストラなどの心配もありません。人気のお仕事であるため、入職の倍率は高めとなっていますので、筆記試験対策などは充分に行ないましょう。
無資格でもOK!歯科受付
医療系のお仕事のなかでも、歯科受付は資格を必要とせず、安定して働ける職種です。ただし、歯科助手と兼務の場合、器具の片付けなども行なう必要があり、専門用語も覚えなければなりません。「楽に働きたい」なら、受付と助手がわかれているクリニックを選びたいところ。求人情報の仕事内容をしっかりチェックしてから、応募するのが鉄則です。
まとめ
当然ですが、「楽」の基準は人によって異なります。あまりにヒマすぎるお仕事だと、それがストレスになることもあるでしょう。逆に多少忙しくても、興味がある分野なら勤務時間があっという間に過ぎていき、疲れを感じないなんてことも。就職・転職の際には自分の志向性をしっかりと把握し、働きやすさとやりがいのバランスをよく考えておくことがとても大切になります。
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