編集部に寄せられた、本当にあった面接官のありえない行動パターン3つ
学生の頃の就職活動や思い切って始めた転職活動で「え?こんなことある?」と思うようなトンデモ会社にあたったことはありますか?会社訪問や面接で企業に行くと、受付の対応だったり、すれ違った社員さんの挨拶だったりで、HPや求人広告では分からない会社の雰囲気を知ることができますよね。会社の雰囲気も大切ですが、今後働いていく上で最も注目したいのが”面接”。面接は、企業が面接者を見る場だと思われがちですが、実は私たちが会社をチェックする場でもあるんです。面接での対応があまり良くないところは、入社後も社員を大切にしてくれない企業が多いようす。今回は「もし入社したらゼッタイ蟹工船のように働かされる…!」と思われるであろうヒドイ面接官をご紹介します。
パターン1:面接中でも夢の中な面接官
中途の面接を受けたAさん。ひとつめの質問内容は、5分間の自己PR。面接官は上の方を見ながら、目をつむってうなずきながらAさんの回答を聞いていました。そんな面接官を見て「よく考えながら話を聞いてくれているんだな、しっかり話さないとな」と改めて背筋を伸ばしたそう。何とか、自己PRを終えたものの反応はゼロ。Aさんは「なんかまずいこと言ったかな…」と不安に思いつつ話しかけられるのを暫く待っていました。しかし、数分経っても口を開かない面接官に耐え切れなくなったAさんは思い切って「あの…すみません。何か失礼がありましたか…?」と質問。まともやその質問への返答はなし。あぁ終わったな…と諦めかけたその時。面接官の首がガクッと落ちて、口元からはキラキラした涎が一筋垂れたそう。そしてひとこと「終わった?」。Aさんは途中退席しビルの下ですぐに会社に電話。その面接官は、それ以来一切面接をさせてもらえなくなったとか…。
パターン2:青白い光に照らされる面接官
続いては、Bさんの新卒面接での出来事。面接官の人あたりは良く、和やかに面接が進んでいました。しかし始まってから10分後、面接官に異変が。質問に答えているときの相槌が、突然適当になったそう。何を答えても空返事。質問の答えの深堀りもしてこない。「あれ…?これはおかしいぞ…?」と思ったBさんは、じ~っと観察することに。すると面接官の顔をかすかに照らす青白い光を発見。なんと、ずっとスマホをいじっていたんです。連絡はすばやく返すのが社会人としての常識。メールのチェックや返信をしたくなる気持ちも分かりますが、今は面接中。就職生は、いずれお客さまになるかもしれない人。取引相手だと思って失礼のないように面接して欲しいものです。
パターン3:一切目が合わない面接官
最後に某大手企業の面接に言ったCさんのお話。Cさんが受けた会社は、説明会の内容も、すれ違う社員さんの雰囲気も、それまでの面接での対応も良く、イメージは◎。面接についての連絡も「学生1人に対して面接官は1~2人」など、学生を不安にさせないように詳細なことまで教えてくれる親切さ。「部屋は前回、前々回と同じ部屋だし、人数も把握できているし、大丈夫!」と自信を持ってドアを開けたCさんの目に飛び込んできたのは、役員6人の姿。一瞬動揺したものの、一生懸命返答したそう。しかし、入室して30分経っても、誰とも目が合いません。質問をするときも、答えを聞くときも、手元のバインダーの一点を見つめる面接官×6。Cさんは、「これがウワサの圧迫面接か…!」「いまどき圧迫面接なんてあるんだ…!」とビックリしたそう。受けているうちに「私は何をしていてるんだろう…」「なんかもうどうでもいいや」という気分になったそうです。
【まとめ】
いかがでしたか?あなたがこれから面接を受けようとしている会社は大丈夫ですか?もちろん「面接での印象が悪かった会社がすべて、社員を大切にしない」というワケではありません。しかし、ひとつの判断材料になることは確か。「ここは合わないだろうな」というような直感は案外当たるものなので、内定が出たからと言ってすぐに、就活や転活をやめるのは考えた方が良さそうです。