子育てと両立しやすいのはココ!女性の就業率が高い都道府県トップ5

子育てと両立しやすいのはココ!女性の就業率が高い都道府県トップ5

日本女性の就労は、「M字型」と言われています。

子育てと両立

出典:総務省統計局「女性・高齢者の就業状況 -「勤労感謝の日」にちなんで-

これは、出産や子育てを機に退職し、子どもの手が離れたころに再就職するという就労スタイルを物語っています。でも、女性の働き方は都道府県によって大きく差があるのをご存知ですか? 今回は仕事と家庭を両立している女性が多い県トップ5を紹介します。

意外?仕事と家庭を両立しやすい県は地方に集中

未就学児を育てながら仕事をしている女性が多い都道府県トップ5はこちら!

  • 島根県 74.8%
  • 山形県 72.5%
  • 福井県 72.1%
  • 鳥取県 71/8%
  • 富山県 68.3%

ワースト5と比較してみましょう。

  • 神奈川県 41.1%
  • 兵庫県 43.2%
  • 埼玉県 46.4%
  • 千葉県 46.7%
  • 大阪府 46.7%
  • 奈良県 46.8%
子育てと両立

出典:総務省統計局「女性・高齢者の就業状況 -「勤労感謝の日」にちなんで-

都市部ほど、女性が仕事と家庭を両立するのは難しいようです。ちなみに東京都は50.5%で40位でした。 私は神奈川県在住で、都内で子育てをしたこともあるのですが、たしかに肌感覚として働くママは半分程度です。

なぜ、こんな格差が生まれてしまうのでしょうか?

都市部は、通勤時間が長い

関東圏では、1時間以上の通勤もめずらしくありません。毎日満員電車に揺られて体力を消耗してしまい、両立をあきらめざるを得なくなります。一方地方は職住隣接が多く、車でドアtoドアで通勤できる人が多くいます。地方在住の友人は、「通勤に1時間以上とかありえない! 絶対東京には異動したくない」と言っていました。

待機児童が両立を阻む!

都市部では、保活は一大イベント。私も0歳の息子を抱っこして保育園巡りをしたり、目を皿のようにしてネットで情報収集したりと、かなり疲れました。それでも結局、入園できたのは保育料6万9千円の認可外保育園だったという……。時短勤務で給料が減ったため負担が大きく、働き続けるモチベーションが相当下がりました。
逆に地方では、定員割れが続いて廃園になる保育園もあるくらいだと聞きます。働きたいと思ったときに、適正な価格で利用できる保育園をすぐ利用できる。女性が働き続けるのに、一番大切な環境だと思います。

まとめ

以前は、都市部の女性は出産してもバリバリ働き、地方の女性は専業主婦でゆったり子育てをするというイメージがありました。実際は真逆ですね。それに、母親になってみると都市部は便利な反面子育てには向いていないと感じることも多いです。彼氏や旦那が将来的に地方勤務になる可能性があり、ビクビクしている方もいるかもしれません。でも子育てのことを考えたら、実はラッキーかもしれませんよ!

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