働くママがシューカツするには…転職時、面接前の心得6箇条
子どもがいると就職活動はかなり不利…そんな風に思っているアーリーキャリアの働く女性は多いと思います。それ、大当たり!実はわたしも経験があるのですが、子供がいると就職活動は不利にならざるを得ないのです。だって企業にとっては「ママを雇うこと=育児にまつわる急なお休みなどが発生するリスクを背負うこと」にもなるわけですからね。それだけにめでたく書類選考を通過して面接となったら大チャンス!この好機をぜったいに逃さないために、おさえておきたい心得を6つピックアップしてみました。
子どもの体調管理
面接が決まったらまず心得たいのが子どもの体調管理。面接当日に子どもの急な体調不良で連絡…先方は「それは大変ですね!」と面接の日程を再調整してくれるでしょう。しかし、これは少々ダメージ大きめ。「入社後もこんな風に急な欠勤がある」と必要以上に悪いイメージ与えることになります。面接時に「ふだんは風邪をひかない丈夫な子なんです!」と弁解しても後のまつり。自分はもちろん、子どもの体調管理にも気をつけるようにしましょう。
面接時間には余裕を持って
身支度を終えて、子どもの準備も万全、「いざ家を出るぞ!」となったところでおもらし…。そこからのだだこね、ぐずり、なんとか家を出ても寄り道ばかりで前に進まない…余裕を持って支度したつもりが気づけば面接時間ギリギリ!!お子さんをお持ちの方なら容易に想像できるこの状況。準備は「とにかく早めに」がマスト。面接会場到着までにかかる時間より1時間は早く出るようなプランで進めましょう。
疲れや生活感を漂わせないこと
メイクは濃すぎぬ程度にしっかり、スーツやきれいめの上下にジャケットを羽織るなどきちんとした格好をしていきましょう。子どもの世話で時間がないからと言ってカジュアルすぎる格好やすっぴんはNG!身綺麗にしていかないと「育児と家事だけで精一杯そう。仕事なんてできるの?」と思われかねません
安定した託児先をアピール
会社側がいちばん気になることのひとつが、子どもの託児。当然、預け先がないと仕事をすることはできません。保育園など安定した預け先をきちんと告げて、面接官を安心させましょう。また、実家や義実家などが近くにある場合はその点もアピール。どうしてもはずせない仕事があるときに、多少のサポートがあるというのは会社側にとっても大きな安心材料のひとつとなるのです。
デメリットを超えるメリットをアピール
採用されるには子持ちであることで生じるデメリットを超えるメリットが必要です。それはもう、あなたのスキルと実力のみ。「この人を逃したら後悔する」と思わせるよう、これまでのキャリアや資格を存分にアピール。事務職などは、家事育児を効率よくまわすパワフルママっぷりをアピールするのも◎。また、志望動機も綿密に用意。「子持ちでも雇ってくれるならどこでも良い」じゃなく、子どもがいてもその会社で働きたい理由、自分にできることをロジカルに述べられるよう、回答を準備しておきましょう。
強い意志と揺るがない信念を持つ
意外と多いのが、いざとなると「もっと子どもと一緒にいたい」、「そこまでして働くべきか」など迷いが生じること。このような気持ちではうまくいくものもいきません。無事採用されて働き始めても至るところで心が揺れて、その不安定さやブレは子どもにも伝わり不安を与えます。家族でよく話し合い、働くと決めたら強い意思と信念を持つこと。それがなければ会社にとっても子どもにとっても良い結果を生み出すことは難しいのではないでしょうか。
まとめ
「子持ちであること」を念頭にピックアップしましたが、「託児先のアピール」以外は通常の面接でもいえることですね。通常の書類をとおった時点で、難関はひとつ通過済。「子持ちであること」を含むさまざまなリスクの半分はクリアしているわけですから、あまり気負わず、明るく挑み、内定を勝ち取りましょう!