【見つかりそうで見つからない】「普通の人」ってどこにいるの?
そんなにハイスペックな相手を求めているわけではない。それなのに、どうにもしっくりくる相手との出会いがない。そんなお悩みを抱えているアラサー女子のみなさん、こんなセリフを漏らしていませんか?
「ぜいたくは言わない。普通の人でいいのよ」
一見すると、とても謙虚な姿勢のように見えます。しかし実はこれ、タラレバ娘化への危険な兆候です。今回の記事では、その理由と普通の人の見つけかたをお伝えします。
「普通の人」を求めているとめぐり会えないという罠!
まず、最初にお伝えしなければならないのは、「普通の人を求めるのは危険!」ということです。
そんなことはない! と異論があると思います。では、「普通の人」とはどういう人のことを指すのか、言葉に出して説明できますか? 説明しようとすると、ちょっと言葉に詰まりませんでしたか?
ここが「普通の人」の落とし穴です。「なんとなく普通」という概念でイメージされてしまい、人物像が抽象的なのです。判断する軸がモヤモヤしていると判断できません。そのため、ターゲットになりそうな普通の人っぽい相手があなたの目の前に現れても、あなた自身があなたの求めている人物を分かっていないわけですから、「なんか違うかも……」と判断してしまうのです。
そう、原因はあなたにあります。
見つけかたは、「求める人」をハッキリさせること!
まず、やらなければならないこと、それは自分が好きな人の判断軸を明確にすることです。ノートを用意して、自分が何を求めているのか考えて、書き出していきましょう。
・年齢
・趣味
・職業
・性格
・年収
というような項目から先に考えていくと、結婚相談所や婚活サイトのようでかえってイメージが湧いてこないと思います。
恋人とどんな休日を過ごしたいか。どんなデートをしたいか。一緒に暮らすならどんな生活をしたいか。自分の心がキュンとして「これだ、私が求めているものは!」と感じることを想像してどんどん書き出してください。どんなことでも構いません。とりあえず20例を目指しましょう。多い分にはいくつでも構いません。
【例】
・デートのときは手をつなぎたい
・デートは外出ばかりだと疲れるからお家デートもあり
・いっしょに○○○のDVDを楽しめる人がいい
・月に1回はちょっとおしゃれなレストランに行きたい
・身長は自分より10cmくらい高いほうがいい など
書き出していくことが大切です。あなたが普段意識していないあなたの希望を吐き出しましょう。
次は、反対に嫌なことを書いてください。こういう人とは付き合いたくない。ケンカになりそうな価値観の相違。自分としての減点デートなど。どんどん想像して書き出して、20例を目指しましょう。こちらも多い分にはいくつでも構いません。
書き出してみると、あなたが恋人に本当に求めていること・絶対に許させないことが分かってきたと思います。これが見つけかたのヒントです。
極限までゆずって妥協の限界点を探す!
恋人に「求めていること」と「求めていないこと」がたくさん出てきたと思います。次は、「求めていること」の中から「妥協できること」と「絶対に妥協できないこと」を分けてください。「求めていないこと」も同様です。
この「絶対に妥協できないポイント」が、今のあなたの恋人にできるかどうかの判断基準になります。妥協できないポイントが多ければ該当人数は少なくなりますし、少なければ逆に該当人数は多くなるので、出会いの機会も増えていきますね。妥協できないポイントはできるだけ少なくして5例くらいに絞ることが理想です。
これは、お部屋探しや家づくりにも使われる本当に求めていることを見つけるための要望の整理術。本当は自分が何を求めているのかを整理できるとともに、何を選べばいいのか、判断しやすくなります。加えて、「絶対に妥協できないポイント」以外は、すべて加点評価することができるため、理想を高く持っての減点評価よりもポジティブに相手と向き合えるメリットもあるのです。
まとめ
いかがでしたか。あなたが本当に求めている「普通の人」がどんな人なのか、分かってきましたか。曖昧なイメージ像だけを持って出会いを待っているのは、何もしていないのと同じです。少なくとも自分はどんな人に惹かれるのかを把握しておくのは、無駄にはならないと思います。
恋の仕方を忘れてしまったという方も、普通の人の見つけかた、ぜひお試しください。
こいとり~【見つかりそうで見つからない】「普通の人」ってどこにいるの?~