女性の「転職したい!」をしっかり支援。厳選おすすめ転職サイト
私が就職活動をした2000年は、ネット就活の黎明期でした。私がネットでエントリーをしている横で、3年前に就職した兄が「(企業に資料請求するための)ハガキ書いたか?」と聞いてきて、時代の流れを感じたものです。今やもう、ネット抜きでは仕事探しができないと言っても過言ではないでしょう。転職サイトも星の数ほどあります。その中から、特に女性におすすめの2つをピックアップしました。
とらばーゆ
女性向け転職情報サービスの老舗です。1980年代に紙媒体として発行され、当時は転職することを「とらばーゆする」と言うほどだったそうです。現在はネットに移行しましたが、「オフィスワーク(事務・経理)」や「ファッション・アパレル・コスメ販売」など女性に人気のある職種を検索しやすかったり、産休・育休取得実績がある企業に絞り込めたりと、長年のノウハウに基づいた「かゆいところに手が届く」作りです。
また、サイト内の「とらばーゆcolumn」には、仕事のハウツー、子育てと仕事を両立する女性のインタビュー記事などが満載。転職サイトという枠にとどまらず、読み物としても楽しめます。
これからの転職。
ターゲットはズバリ、「27歳の女性」。
なぜこの年齢なのでしょうか? 妊娠・出産・育児というライフステージの大変化の後にも働き続けるには、妊娠前にキャリアと信頼を積む必要があるからです。初産の平均年齢が30.4歳ということを考えると、納得ができますね。
この考え方からもわかるように、長く続けられる働き方を手に入れることに重点を置いています。だから検索軸も「残業なし・生産性重視の経営意志あり」「結婚・出産・介護ステージの社員が多数いる」「経営層に育休取得者がいる」など、とてもユニークです。
「あの人がいないと困る!」という人材になっておくと、妊娠中や出産後もスムーズに働ける可能性がぐっと上がります。私は転職後1年で妊娠し、若干肩身が狭い思いをしました。幸い妊娠中も体調が良く成果を出せていましたが、もし体調不良で欠勤続きだったら、申し訳なくて退職していたかもしれません。
まとめ
中小ベンチャー企業に特化した就職サイトの制作をしていると、知名度はなくても女性活用に積極的な企業の多さに驚かされます。そうした企業は大手サイトに掲載すると大手企業に埋もれてしまうため、小規模だけど特色のあるサイトに求人を出すそうです。転職先を探すときは、大手サイトや上記2つのサイトの他、あらゆるサイトを利用してみてください。思わぬ“掘り出し物”に出会えるかもしれませんよ!