オフィスの椅子で完結!働く女性のためのこっそり脱力ストレッチ
縮こまった、疲れた体を何とかしたい!でも、オフィスでできるストレッチは色々あるけれど、デスクが集まった島の一部で、いきなりやり始めるのはちょっと恥ずかしい…そんな働く女性たちへ。狭いデスクでも、足が伸ばせなくてもOK。簡単でゆるーいストレッチをピックアップしてみました。
あなどるなかれ!まずは深呼吸
深呼吸、最近した記憶ありますか?忙しく働いていると、呼吸が自然と浅くなります。これは自律神経のひとつである交感神経によるもの。周りの状況にすばやく反応できる、いわゆる戦闘モードのような状態です。逆に、もうひとつの自律神経である副交感神経が働いているときはリラックスしている状態。わかりやすく言えば、おうちモードです。と、いうことはオフィスでは当然、長い時間戦闘モードになりがち。そこで深呼吸!まず息を吐き切ることからはじめます。4~8秒ほどかけてゆっくり吐き切り、2~4秒ほどかけてゆっくり息を吸います。その後、2秒ほど息を止めて、またゆっくり息を吐き出します。秒数にはこだわらずに、自分のペースで繰り返すことがコツ。呼吸をゆっくりすることで、副交感神経が働いている状態=リラックス状態に体を近づけます。心拍数や血圧、気分を落ち着けるのにも効果アリ。さらに体全体の脱力感を意識すると、自然にからだをゆるめることができます。
椅子の背を使ってストレッチ
パソコン作業で丸まりやすい胸と腰をストレッチ。まずは胸。両腕を後ろに伸ばし、椅子の背に手をかけて(できそうであれば椅子の背の後ろで手をつないで)、肩甲骨を近づけるように胸を伸ばします。その後、両腕を横に垂らして、両肩をグッと上げて、下げるときに脱力。ここで深呼吸を入れれば、より体の力が抜けやすくなります。そして腰。足を組めるなら組み、椅子の背を使って上半身をひねります。コピー機やトイレへ立つときや、後ろのデスク島の同僚としゃべるときなどにやるとさりげないです。
かかとの上げ下げでふくらはぎストレッチ
パンプスで外回りや通勤電車を耐えている方、お疲れさまです。いくら歩きやすいパンプスを選んでも、夕方にはだるく感じてしまうもの。筆者はポイポイッと脱いで裸足で帰りたいと思うほどです。そこで、デスク下でさりげなくかかとの上げ下げストレッチを。パンプスはストラップがついているものなら外して、脱げるようなら脱いでしまうか、かかとだけ脱ぐような状態でやると脱力感がより感じられるのでオススメ。ヒールが高いものなら、脱いだ方がやりやすいです。同じようにつま先の上げ下げもふくらはぎのストレッチになるので、あわせてやってみてはいかがでしょう。
まとめ
からだのストレッチやほぐすことに加えて、力を抜くことも大切です。あれこれ入っているカバン(女性は平均2kg以上だとか…)を持ちながら、パンプスで歩いていると自然とからだに力が入ってしまいます。深呼吸だけでもからだはゆるむので、気づいたら意識したいもの。自宅やスキマ時間でゆるっとできる「ゆるヨガ」や「さとう式リンパケア」などの健康法もおすすめです。