良好な人間関係を築くために!相手を”納得”させて説得する方法

良好な人間関係を築くために!相手を”納得”させて説得する方法

楽しそうに話す同僚

ビジネスシーンに限らず、相手を説得したいと思うときってあると思います。もともと決まっていた時間を調整したいというような小さなことから、転職や結婚などの大きなライフイベントまでさまざま。どのようなときでも、相手を説得させるためにはまずは納得してもらわないといけません。もし勢いで説得できたとしても、相手が納得していなかった場合、モヤモヤしてしまって結果的に悪い方に転んでしまう…なんてこともあったりします。そこで今回は、相手を納得させて説得する方法をご紹介します。

ステップ1:現状と課題を説明する

まずは、相手に現状と課題を説明しましょう。例えば、調理師免許を持っているAさんに、社内販売するお弁当のメニューの考案を依頼するとします。
「今度社内販売することになったお弁当のメニューを、調理師の角度から選定してもらいたいです。というのも、最近コンビ二弁当で済ませる社員が多くなってきていて、健康面が気になるという声が多く挙がり始めてしまったんです。そこで、健康を考えたお弁当を社内販売することになりました。しかし、健康的な献立を考えられる人がAさん以外にいないんです」というようなこと。なるべく簡潔に分かりやすく、基本ですが結論から述べるよう心がけてくださいね。

ステップ2:相手の立場に立って解決後のメリットを考える

相手と信頼関係を築けていて、その関係性だけでお願いをOKしてもらえるならそれが一番良いです。しかし、そうはいかないこともありますよね。そんなときは、もし解決したら相手にどんなメリットがあるのかを提示すると手伝ってもらいやすくなります。先ほどの”お弁当を社内販売する”例をとると「もし手伝ってもらえるなら加点評価しますよ」「もし社員の健康状態が良くなったら、Aさんの評判もさらに良くなるはずです」など。解決のメリットは、依頼する相手にとって価値のあるものでなければ意味がありません。「それならやってもいいかな」と感じるポイントは人によってさまざま。なので、同じメリットであっても相手によって伝え方を工夫してみるのも良いかも。

【注意】しっかり意見を聞くことも忘れずに

耳をすます女性

ただ一方的に依頼するのはダメ。相手の意見を聞くのも忘れちゃいけない大切なことです。こちらが少し譲歩すれば納得していた、ということがあったとしたらもったいないです。また「OKしようと思ったけど話を聞いてもらえなかったからイヤになった」なんてことも避けたいですよね。断られてしまったにせよ、協力してもらえることになったにせよ、お互い良い気持ちで接したいもの。自分の意見ばかり押し付けるのではなく、しっかり相手の気持ちも尊重しましょう。

【まとめ】

相手に納得してもらうことは、良好な関係を築くことにも繋がります。今回ご紹介したのは、あくまでひとつの方法。手順に沿って…と深く考えすぎてしまうと、うまくコミュニケーションが取れなくなる可能性もあります。少し意識する程度にして、難しく考えすぎないでくださいね。

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