働いて数年も経つと、人生を変える”重大な選択”をする機会が増えてきます。昇格や転職、結婚など、その選択は仕事とプライベート関係なくやってくるもの。そんな時、すぐに選択出来れば良いですが、現状を変えるのが怖かったりマイナスなことばかり考えちゃって、なかなか踏み出せなかったりするんですよね。しかし、いつまでも悩んでいてもいずれはどちらかを選択しなくてはいけません。後悔しない道を選ぶために今回は、大事な選択をするときにやりたいことをご紹介します。
原点に戻る
まずは、選択肢を一旦置いておいて、自分の原点に戻ると良いでしょう。”原点に戻る”と言っても、どうしたら良いか分からない人もいると思います。そんな人は”今まで自分が大切にしてきた価値観は何か””今後のビジョンと合っているか”を考えてみてください。そうすると、自分の中での譲れないボーダーラインが分かるはず。今自分が選ぼうとしている道は、それをクリア出来るか出来ないかということで選択するのもひとつの手です。また、一旦原点に戻ることで、冷静に考えられるようになるので、感情で動いてしまうのを防げるでしょう。
期限を決める
何かに迷っているときは「こっちを選んだらこうなるし、かと言ってこっちはこうだし…」と考えても考えても答えが出なかったりします。当たり前ですが、時間は有限。ずっと同じことで悩んでいては時間がもったいないです。この日までに必ず決める、と決断の日を作ってしまえば、答えを出せるはず。スパッと決断してしまった方がうだうだ考えているよりも「やっぱりあっちの方が良かったかな…」と引きずることもなくなるでしょう。
決めたことだけを考える
一度答えを出したら、もうひとつの選択肢はなかったことにしましょう。「あの時こっちの道を選んでいたら…」と考えたらキリがありません。しかも、マイナスなことは、雲行きが怪しくなってきた時に考えがちなので、余計に気分が沈んじゃいます。暗い気持ちでは、どうでも良くなって途中で諦めて…の悪循環に陥りやすいです。どんなに落ち込んだって現実は変わりません。沈んでいる時間があるなら、改善策を考えた方が有意義です。「よく考えた末にこっちを選んだんだ」と覚悟を決めて前向きに考えましょう。
【まとめ】
頭では分かっていても、心では原点に戻ったり、期限を決めて選んだ道じゃない方を選びたいというときもあると思います。そんな時、冷静になれるかなれないか、勇気を持てるか持てないか、で大きく未来は変わります。どちらが良い選択になるかは、結局は自分の考え方次第。何事も前向きに捉えることが出来れば、どんな時でも良い方向に向かえるはずです。今、何か大きな選択を迫られている人の良いヒントになれますように。