尊敬必至!実際にオフィスで聞いたデキる上司の名言3選
「大事なことは、誰がなんと言おうと一直線に志に向かっていくこと」。これは、かの有名なソフトバンクの社長、孫正義さんの名言です。孫さんほど有名ではなくても、人の言葉には人の心を動かす力がありますよね。元気が欲しいときや諦めたくなったとき、誰かにもらった言葉で道が拓けたという人もいるのではないでしょうか。オフィスでは、一日の大半を過ごすためお客様の対応や人間関係など何かと悩みが発生しやすいもの…。そんなとき、元気が出る言葉をかけてもらえればその後の仕事も頑張れそう。そこで今回は、実際にオフィスで聞いた名言をご紹介します。
「好きの反対は嫌いじゃない、無関心だ。だからお前はまだ可能性がある」
営業として働いているAさんは、とある大きいクライアントの対応で悩んでいました。心をこめて電話をかけても「電話してくるな」「しつこい」と怒鳴られ、飛び込みにいくと「あなたのこと嫌いだから、もう来なくていいよ」と言われ…。もうムリだと上司に相談したとき、こんな言葉をかけてもらったそう。「その人はAさんのことを嫌いだって言ってるんだろ?好きの反対は嫌いじゃない、無関心だ。だからお前にはまだ可能性がある。どこが嫌われているのか研究してみな」。その日からAさんは話し方や服装、表情など少しずつ変えていきました。すると周りから「なんか最近雰囲気変わった?」と言われるように。
頑張りすぎて2週間倒れてしまったとき、会社に例のクライアントから「Aさんはまだなの?回復したら一番にうちに来るよう伝えて」と電話が。復帰後、Aさんはその大きいクライアントとの取引が成功。諦める寸前で上司が言ってくれた言葉のおかげで、今でも良い関係が結べているそうです。
「応募者はお客様です」
Bさんの会社には、面接をするときにものすごく丁寧な対応をする人事がいるそう。その人事は、夜までみっちり仕事が詰まっていていつも忙しそうにしていました。オフィスは高層ビルの25階にあるのですが、面接終了後わざわざ1階のロビーまで下がってお見送り。「先輩、そこまでやらなくていいんじゃないですか?下までいくのは無駄だと思うんですけど…」と聞くBさんに、アルカイックスマイルでやさしく答えてくれたそう。「まぁ確かにやりすぎてるのかもしれない。でも、採用でも不採用でも何かの縁があって面接に来たんだ。人事は営業のように最前線でお客様に接することはできない。だからこういうところで丁寧に対応したいと思うんだ。”応募者はお客様”。そう思ったらつい下までお見送りしたくなるんですよ」。その瞬間、後光が差したかと思うくらい人事がまぶしく見えたそう。
「机を拭くときに、その先にお客様が見えるかが大事」
週に一回まわってくる清掃当番のとき。Cさんの上司は、いつも気合を入れて掃除していました。そんな上司に「なんでそんなに全力なんですか?掃除ですよ?」と聞くと、その上司がひとこと。「いいか?机はお客様からお金をいただいて、買ってるからあるんだ。その机を大切にするのは当たり前のこと。社員が使っている机を拭くのは、快適な環境で仕事をしてより良いサービスを届けたいから。机を拭くという行為ひとつにも、意味があるんだよ。机を拭くときに、その先にお客様が見えるかが大事」。Cさんはその言葉を聞いてから、掃除でも仕事でもお客様のことを考えながら取り組むようになったそうです。
まとめ
オフィスというのは、仕事をする場で尊いもの。やはり、ビジネスキャリアを持っている人の言葉は深い意味があるんですね。普段の何気ない会話にも、今後役に立つような言葉がたくさん隠れていそう。ちなみに、7月26日は上司の日。いつもアドバイスをくれる上司に、より一層感謝しましょうね(嘘です)。