「こんな人はお断り!」人事に聞いた応募者チェックポイント
新卒の面接、中途採用の面接、アルバイトの面接…と、業務の中で多くの人と接する機会があるのが人事。そのせいか、どんなに小さな会社でも人事は人を見る目がある人が多い気がしませんか?ほとんどの企業の一次面接は、目の肥えた人事が担当しています。当然ですが、人事に認めてもらえないと入社は不可能。人事もサラリーマンなので「なんでこの人を通したの?」と上司から言われないように、面接者をしっかり見極めているはず。そこで今回は「こんな人はお断り!」な応募者はどんな人か、人事の方に聞いてきました。チェックしているポイントをおさえて、面接の第一印象を良くしましょう。
ポイント1:不健康そうで清潔感ナシ
疲れきった表情で髪の毛はボサボサ、スーツはクシャクシャでシャツはヨレヨレ…。そこまでとはいかなくても、スカートがしわになっていないか、クツは汚れていないかなど、清潔感がある服装か、ちゃんと鏡でチェックしましょう。たとえ前の晩に徹夜していても、3徹でも5徹でも、それと面接は全く関係ありません。シャワーを浴びて、メイクをするのが最低限のマナーです。人は見た目が9割。「清潔感があるか」「健康に見えるか」という2つをとにかく心がけて、面接に臨んでください。
ポイント2:全然目が合わない
表情が良かろうが悪かろうが、面接官と目が合わせられない人はアウト。すごく笑いながら目が合わないのは、なんだかちょっぴり気持ち悪いですよね(笑)。それなら真顔で目を合わせてくれていた方がマシかも…?話すときは面接官と目を合わせることを心がけてください。きっと「入社したい!」というアツい思いも、より伝わりやすくなります。だからと言って、面接官とずっと目を合わせていたらドライアイになっちゃうので注意してくださいね!
中には、目を合わせるのがどうしても苦手…という人もいると思います。そんな人は、句読点のタイミングで目を見ることから始めてみましょう。少しずつ目を合わせることに慣れてきて、苦手意識はなくなるはず。
ポイント3:受け答えがちゃんとできない
当然ですが、受け答えがちゃんとできない人も印象が悪いそう。話すときに注意すべき点は3つ。1つ目は話し方。小さい声でボソボソ話している人より、明るく元気にハキハキ話している人の方が印象◎。声が小さい人は「本当にうちで働きたいのかな?」「なんかやる気なさそうだな」と思われちゃうみたい。出来るだけハキハキ滑舌良く話すことを心がけて。2つ目は食い気味で答えちゃうこと。質問の続きを想像して答える人が意外と多く、的外れな答えが返ってくることもあるそう。質問の腰を折って答えるのは失礼でもあるので、最後まで話を聞いてから話すようにしましょう。3つ目は、質問に対して正しく答えること。「志望理由は?」「はい、私は釣りが趣味で、週末には川に行って魚釣りを…」なんてことは少し大げさですが、内容は違えどやってしまっていることは一緒。もし万が一、質問の内容がわからなかったら、どういった意味か聞いてから答えるようにしましょう。
まとめ
新卒で入社して初めての転職のときは、”面接の感覚”を失っていると思います。そんなとき、今回ご紹介した”人事がチェックしているポイント”を少し意識するだけで第一印象がガラッと変わるはず。ポイントを常に頭に入れている人とそうでない人では大きな差がつくかも。「清潔感」「目を合わせる」「受け答えに注意」は、面接のとき以外でも心がけたいものばかりなので、ドキッとした人はぜひ今日から改善してみてください。