“勝てる”プレゼンには秘密があった!?知っておきたい3つのコツ~初級編~
社会人ともなると、取引先への提案や社内で企画を通す時など、プレゼンテーションの機会が増えますよね。特に営業職や企画職では、避けて通れないもの。学生の頃に授業で教わっていた人もいるかもですが、社会に出たらあまり通用せず、なんてことがほとんどでは。緊張してうまく喋れなかったり、話し方が単調で盛り上がりに欠けてしまったり…プレゼンに苦手意識を持っている人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、実際に使える社会人のためのプレゼン必勝法をお教えします。
徹底した事前準備を!
プレゼンでは、事前準備を徹底することが重要です。その上で大切なのが、絶対に伝えたいことは何なのかを整理すること。どういった背景があるのか、どういった順番にしたらわかりやすく説明できるのかを詳しくまとめることを意識しましょう。内容を作成する上で心がけたいのは、「伝えたいことを3つに絞る」ということ。人の脳は1時間話しても3つほどしか記憶することができないそう。あれもこれも、と盛り込んでたくさん話しても、相手の記憶に残らなければ意味がありません。本当に伝えたいことは何か、と自分でも確認しながら資料を作ると良いかも。また、作成したあとはリハーサルを繰り返しおこないましょう。やるだけのことはやったから、と自信を持ってプレゼンすることができます。
話すときは紙を見ない!
話す際は、スライドや手元の資料を読まなくても良いくらい、内容を頭の中に叩き込んでおきましょう。「話が飛んじゃったらどうしよう…」と心配になる気持ちはわかりますが、事前に準備した紙を読んでいると、伝える情報が自然と満載になってしまいます。前述の通り、人が1時間で覚えられることは3つほど。それに、自分が覚えられないような内容は、相手も覚えられないと思いませんか…?
「それでもどうしても不安!」という人は、メモ程度のものを用意しておきましょう。絶対に話さなければいけないものと、話の順番を書いておくくらいが理想。手元の紙を読む人の言葉には力がこもりません。声の通りも良くないです。
オーディエンスに満遍なく!
プレゼンする際に大切なのが、オーディエンスを万遍なく見るということ。そして、その中で良い表情をしている人を探すことです。プレゼンに前向きな人をみつけた後は、その人に向けて話すよう意識します。途中で当てて質問をするのも効果的。集中力が切れてきてしまう中盤には、ちょっとしたワークを入れるなど聴衆を巻き込む工夫をするのもひとつのテクニック。そうすれば会議に一体感が生まれて良いプレゼンになること間違いなしです。
【まとめ】
プレゼンのおわりに「何か質問はありませんか?」と聞いておきながら「ちゃんと答えられるかな…」と不安になってしまうこともありますよね。そんなときは「~という質問ですよね?」と、聞かれた質問をオウム返しにしてみると良いかも。自分の中で質問や回答を整理することができるので、焦らず落ち着いて答えられます。今回は初心者のためのプレゼンテーションのコツをご紹介しましたが、次回は上級者のためのプレゼンテーションのコツをご紹介します。