電車にギュウギュウ詰め込まれ、駅に着いて押し出され…そんな通勤・帰宅ラッシュは毎日経験していてもキツイもの。「知らない人との距離は近いし、夏は暑くて気持ち悪い」そんな満員電車ですが、快適さへの追求はずっと続けていきたいですよね。実は、満員電車でのストレスを少しでも減らすには、電車内での立ち位置が結構重要になってきます。そこで今回は、満員電車でのオススメのポジションをご紹介!
ここがとれたら最高!みんなだいすき「角」
イスに座れるのが一番ですが、座れないときに絶対にキープしたいのがドア近くの角。ここを確保すればいちいち電車を降りる必要がなくなる上に、「壁」と「ポール」の二方面のパーソナルスペースを確保することができます。前後左右人に囲まれるのに比べたら、結構ストレス度合いが変わってきますよね。壁に寄りかかれるし窓から外は見えるし、下車したいときはすぐに降りれる、電車の中の最高スポットです。
しかし、座れないと察した人たちはみんな角を狙うので、競争率は高めかも。乗車した際に角を取れなかったときは、近くのポール付近から徐々に攻めてみましょう。
意外と穴場!「優先席の前」
座れなかったし角も取れなかった…という人は優先席の前がオススメ。スペースが狭いので避けがちですが、実はココが穴場なんです。優先席には”体重をかけられる壁”が三箇所もあるので、高いヒールで立っているのも一苦労…な働き女子にはオススメ。その”体重をかけられる壁”は、はじ二箇所と隣の車両とのドアの前。優先席のスペースは狭いので、スペースを確保できれば寄りかかれる確率がグンとあがります。ドアの前を確保したら、当たり前ですが隣の車両から移動してきた人は通しましょうね。
最悪ココ!「電車中央のつり革下」
角は取られてるし、優先席の前は人がいっぱいで入れない…そんなときは、パーソナルスペースを確保するのを諦めて、すぐに電車内中央のつり革の下へ向かいましょう。入り口付近は、乗車してくる人でどうしても混みやすくなってしまいます。つり革をキープできるので揺れにも対応可能な上に、奥にいるのでいちいち下車しなくて済みます。ただし、目的の駅で下車できないかもしれないので注意が必要。降りる駅が近づいてきたら少しずつドア付近に移動した方が良いかも。
【まとめ】
どの駅でどちら側のドアが開くかを知っておくのもひとつの手。長く電車に乗る場合は、駅に着くたびに降りる手間が省けるので、あまり開かない方のドア前までいきましょう。場所取り合戦にいつも負ける働き女子は、ヒールではなく安定した運動靴で出勤して、会社で履き替える”置きヒール”もいいかも。少しでも快適に過ごすよう日々研究していきたいですね。
また、満員電車の中では、音楽や本などなるべく他のものに気を反らせるのも効果的。その際は周りへの配慮を忘れずに。音漏れや本を広げすぎないことは注意している人も多いと思いますが、意外と気にしていないのが持っているバッグ。携帯を使うときや、つり革に掴まるときにもバッグが周囲の人に当たっていないか注意したいものです。