休日は右脳とココロに栄養を!仕事にも役立つ美術館めぐり
絵画を見ると心が落ち着きますし、リラックスできますよね。集中力の高まりにつながるだけではなく、美術館で得られた感性からの新たな刺激は仕事にもつながります。今回は「仕事にも役立つ!?美術館めぐり」をおすすめしたく、今話題になっている展覧会を開催中の美術館を三ヶ所ご紹介します。
三菱一号館美術館@日比谷
5/21(日)まで、「オルセーのナビ派展:美の預言者たち ―ささやきとざわめき」が開催中。オルセー美術館が誇る”ナビ派”のコレクションから、油彩と素描合わせて約80点を鑑賞できます。
“ナビ派”とは、19世紀後半の後期印象派の画家であるゴーガン(ゴーギャン)から影響を受けて、自らを予言者=ナビと称して活動した、若き芸術家が集まったグループのこと。“ナビ派”の芸術は、国際的にも注目が集まっているので、この機会にぜひ足を運んでみては?
また、美術館内にあるミュージアムカフェ・バーでは、タイアップのランチメニューやドリンクメニューをいただけます。味だけでなく、色り豊かな一皿、グラスとなっているので、目でも舌でも楽しめそう。要チェックです。
◆三菱一号館美術館
国立新美術館@乃木坂
5/22(月)まで、「草間彌生 わが永遠の魂」を開催しています。GINZA SIXの内装でも彩りを添えている、今話題の草間彌生さんの作品をぜひご覧ください。なんと全作品が日本初公開。2009年から意欲的に取り組まれている大型絵画シリーズ「わが永遠の魂」から、厳選された約130点を一挙に鑑賞できます。毒々しさとポップさをあわせ持ったような独創的な色使いの水玉模様や個性的な紋様のアート作品は、一度見たらきっと忘れられない、強烈な個性が全開。きっと休日のひと味違ったイイ刺激になるでしょう。
言わずもがなですが、メモやお菓子類など、色彩豊かで可愛いグッズもたくさん取り揃っています。観るだけでなく持ち帰れるアートも楽しみな展覧会です。
◆国立新美術館
東京都美術館@上野
7/2(日)まで、「ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル『バベルの塔』展」を開催。約90点にものぼる、16世紀ネーデルラントの絵画、版画、彫刻を鑑賞することができるだけではなく、初来日となる「奇想の画家:ボス」の油彩画2点も見逃せないポイント。奇想の画家と呼ばれた「ボス」は、地獄と怪物の巨匠ともいわれ、その強烈な個性で描かれたモンスターや情景は、16世紀のネーデルラントでも一大ブームを巻き起こしたそう。そんな時を超えても鮮烈さが失われない“奇想”のセンスに触れられるチャンスです。
◆東京都美術館
【まとめ】
休日に買い物やマッサージもよいですが、少し新しい室内空間の楽しみ方を始めてみてもよい春では?美術館巡りおすすめですよ。美術館の絵画などの展示だけではなく、ショップやカフェなど内部の他の施設を楽しむのもポイントです。休日に磨いた感性が、いつかどこか、あなたの想像を超えるところで仕事に役立つ…そんなこともあるかもしれませんよ!