2017年から求人応募が殺到!?今から目をつけておきたいトレンド先取り職種
東京オリンピック開催まであと3年、そして2025年には大阪万博の開催が予定されている日本。国内のインバウンド市場はますます盛り上がっていくと予想されています。市場の盛り上がりに伴って需要が高まれば当然、恩恵を受ける業界が出てくるはず。そこで女子ツク!編集部が、これからアツいかも?と独断と偏見で予想した職種をピックアップ!(※うらづけはありませんが、勢いだけはあります)
やっぱり外国人観光客が増加!『通訳ガイド』
観光案内にせよ話題の民泊にせよ、必要になってくるのが外国語での会話力ではないでしょうか。特に外国人旅行客向けツアーガイドの需要は高まってくるはず。ただし、有償で外国語の観光案内業務をするためには「通訳案内士」、ホテルや交通手段などの手続き(旅程管理業務)を行なう場合は「ツアーガイド」資格が必要。現在、観光案内ができるのは「通訳案内士」だけですが、規制緩和も叫ばれているようです。というのも、合格率が低く、有資格者の大多数が受験言語「英語」での合格者。東アジアから訪れる訪日外国人が増加している中、「通訳案内士」と訪日外国人の言語ニーズのミスマッチが懸念されています。ということは、今後は中国語や韓国語、タイ語など東アジアの言語がねらい目かもしれません。
日本の情報を正しく伝える『キュレーター』
通訳の力も必要ですが、日本の食や文化を正しく伝える「キュレーター」も必要になってくるでしょう。そもそも「キュレーター」とは、博物館や美術館といった文化施設にて美術品や資料の研究、管理などを行なう「学芸員」のこと。現在は、展示会の企画や美術品の選定などをする「運営責任者」という意味合いが強く、Webにおいては収集した情報を有益なコンテンツにまとめる人として知られています。 外国人観光客は、訪日前にガイドブックなどの専門誌や雑誌からはもちろん、友人に話を聞いたり、SNSやネットからも情報収集をしているはず。興味の対象はやっぱり日本食が多いのではないでしょうか。キュレーションメディアが騒がれている今、そういった外国人の欲しい日本の情報について企画を立てるだけでなく、正しく伝えていける「キュレーター」の存在が今後はブレイクするかもしれません。さらにWebだけでなく、リアルでも活動できる「キュレーター」ならますます活躍の場が広がること間違いなし!?
ここがスゴいよ日本人!『職人』
輪島塗や大島紬、熊野筆など日本が誇る伝統工芸品。日本の“ものづくり”として、ますます海外から注目を浴びています。日本に訪れた際、お土産や自分で使うために買っていく外国人観光客も少なくないようです。伝統工芸品はやはり手をかけてつくられたもの。世代を超えて末永く使える、質が違うなど量産品とは違った値段に見合うだけの価値があると再認識されてきているようです。しかし、懸念されているのが伝統工芸職人の高齢化と後継者不足。消えゆく伝統工芸も出てくるかもしれません。職人の世界は厳しく、一人前になるまで長い時間を要するのはもちろん、相当の忍耐や努力が必要。また、現在の職人の代で生活も手もいっぱいのため、新しい人材を迎えられないという声も。今はネットで伝統工芸職人の後継者募集や求人情報、養成施設を調べることができるので、職人の道に入りたい覚悟のある方は駆け込む前に下調べを。
【まとめ】
これらの予想にはまったく根拠はありません。あくまで編集部内での雑談がベースです。とはいえ、部内には人材・採用関係の業界で長いキャリアを持つ者もいるので、あながち間違いでもないかも!?いずれにしても、成長線が右肩あがりの中で生まれる需要を本当に価値あるものにするためにも、しっかりとしたサービス提供者の存在を消費者のひとりとして見守り続ける必要があるのではないでしょうか。