日本酒ライターってなに?!わたしが日本酒専門のライターになったわけ【2話目】

日本酒ライターってなに?!わたしが日本酒専門のライターになったわけ【2話目】

日本酒ライター

「わたし、お酒とはずっと片思いなの」お酒を飲みはじめてた頃からそう言っているし、今でもそう感じています。特に二日酔いの朝は決まってそう強く思いますよ。ではそんなわたしが「日本酒ライター」という肩書きを勝手に名乗り、日本酒を紹介するようになったのか。前回に引き続きそのキッカケから、現在に至るまでをつづります。

日本人だもん。日本で造られるおいしいお酒を飲もう

ただやみくもに色んなお酒を飲みまくる、ただの飲兵衛だったわたし(今もそう?)。そして肝臓を酷使、その結果みるみるうちにお酒が弱くなってきます。「あんまり飲めないなら、美味しいものを味がわかる分だけ美味しく飲もう」と少し大人になった後で、味わいながらさまざまなお酒を飲むうちに、やがて日本酒の美味しさに気が付きます。

千葉県いすみ市・木戸泉の「AFS」の衝撃

日本酒ライター

ハマると知りたくなるのが、オタクの気質というものです。蔵元さんと親しい方に会い、良いと聞いたり、調べたお店に色んな種類の日本酒を求めて飲みに出かけました。調べて体験して、そうするともっと知りたくなって…の繰り返し。そして一軒のスタンディングバーで巡り合ったある日本酒が、私の将来に影響を与えることになるのです。

千葉県の外房で造られる「AFS(アフス)」という酒は、口に入れた瞬間飛び上がるほどびっくりするような味わい。とろみを感じるほどまったりと舌に絡みつき、そして甘酸っぱい。白ワインのようともデザートワインのようだとも言えない独特の風味なのです。三段仕込みという造り方をする通常の日本酒に対して、高温山廃もと一段仕込みという特殊な造り方をしていることに原因があるのですが、当時のわたしには知る故もありません。「ナンナンダこれは!!」という衝撃とともに、それは諦めにも似た、すがすがしい感情が駆け巡り「なーんだ、日本酒そのものがこんなに自由なんだから、私みたいな若輩者でも日本酒を語って良いのかもしれない」そう思えた瞬間です。

若い女性の方が日本酒を知っている!業界に起こった世代の逆転

日本酒って「おじさんたちがうんちくを語りながら、難しい顔してちょびちょび飲むお酒」っていうイメージを持っていました。世間一般的な業界自体のイメージもきっと同じようなもので、相違なかったはずです。その印象に変化があったのは恐らく、ここ6、7年のこと。その時代の流れとともに、自然と日本酒に興味を持ち強く惹かれていきました。

まとめ

こうして日本酒の魅力、酒蔵の歴史の虜になった私は、少しずつ日本酒を仕事にすることになります。が、今回も長くなったのでこの辺でおしまい。続きはどうぞお楽しみに♪

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