やっぱ、会社辞めよう…の前に!知っておきたい人材紹介のイロハ(3)

やっぱ、会社辞めよう…の前に!知っておきたい人材紹介のイロハ(3)

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前回は人材紹介会社のメリットとデメリットについてお伝えしました。やっぱりどんなサービスも良いことづくめじゃありませんね。でも、そういった特徴を知った上で使い方を工夫すれば、上手く転職時の武器とすることができるはず。今回は人材紹介会社の使いこなしにおける心得をお伝えします。

(1)1社じゃなくて最低3社は登録すること

会社ごとに持っている求人案件が異なるので、自分に見合った仕事との出会いを増やすためにも最低3社は登録しておきましょう。周囲の評判や口コミなどから、「大手1社」「スキルや趣向が合った専門性の高い1社」「自分の好みで1社」を選ぶといいでしょう。転職の手法として求人広告サイトをまったく使わないのなら、5社くらいは登録しておくと安心です。人材紹介会社といっても、キャリアアドバイザーやコンサルタントとは人と人とのお付き合いで相性があるもの。もしキャリアアドバイザーとソリが合わないなど不安や不満があったときでも、数社を掛け持ちしておく方が行き詰まったり諦めたりせずに転職活動を続けやすいでしょう。

(2)キャリアアドバイザーとの相性が合わないときに遠慮しない

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先ほどもいったようにキャリアアドバイザーでもコンサルタントでも人と人とのお付き合い。相性があるものです。合わなかったら無料で相談にのってもらっているから悪いなぁ…なんて気おくれせずに担当変更を申し出ましょう。また、人材紹介会社、求人広告、ヘッドハンティング…どの方法を利用して転職をしようとも、最終的に決断するのは自分自身です。担当変更も、その決断の中のひとつだということをお忘れなく。

(3)人材紹介会社もビジネスというのを頭にインプットしておく

デメリットにも書きましたが、オーバーなあおりや美味しすぎる話には注意しましょう。とくに月末や年度末は人材紹介会社側のビジネス事情が絡みやすい時期。そういった話や強引と感じる場合は、その会社に本当に応募したいのか?そこでやっていけるのかどうか?一度、冷静になって考えましょう。また、内定がでてしまった後でも辞退は可能です。そのときに、人材紹介会社があなたの意志や考えを無視して色々と後悔をあおるようなことを言ってきたとしても気にすることはありません。そこであなたのキャリアが途切れるわけでもないのです。もちろん、中には内定辞退後にあなたの気持ちをくみとって今後の転職プランなどを聞いて、提案してくれる親切なキャリアアドバイザーもいます。そんな親身なキャリアアドバイザーに巡り合えたらいいですね。ただし、その人のために転職するわけではないので、あくまでも自分の意志や考えが一番の判断基準であるのを覚えておくこと。

まとめ

転職には、どんな方法であろうと色々と迷いがつきものです。その迷いを自分で悶々と考えても、答えが出ないときだって多いはず。そんなときは人材紹介会社を頼るのも手です。キャリアアドバイザーからの客観的なアドバイスで選択肢や視野が広がる可能性もあるのですから。とはいえ、迷っているときほど人から色々と言われるとその通りに流されやすくなってしまうものでもあります。あくまでも転職するのは自分であり、決めるのも自分であるということを肝に銘じておきましょう。人材紹介会社を使って転職してみようかなと思った方は、ぜひこの人材紹介会社のイロハシリーズを何度も読み返して、良いお仕事と巡り合えますように!

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