夫より妻の方が稼いでるとか、夫は平社員なのに妻は社長という夫婦。俗に「格差婚」といわれているけど、「格差婚」ってそれだけ?他にもあるんじゃないの?実際どーなの!?と、もろもろ疑問に思った女子ツク!編集部が、違った角度から見た格差婚をご紹介します。収入や社会的地位だけじゃない、夫婦の間には他人では知りえない格差が潜んでいるはず!
メンタル格差
「夫が妻より精神的に弱い」「夫に決定権がない」など、いわゆる“かかあ天下”といわれる夫婦。言いかえれば優しい夫であり、しっかり家庭を支える妻ともいえるわけですが(たぶん)。でも、この格差がひどくなると最近注目されている「逆DV(女性から男性へのDV)」だったり、家庭内別居や仮面夫婦という悲劇を生むこともあるようで、何にせよ最低限の思いやりは忘れちゃいけないぞ…と感じます。また、仕事など環境によって「ツレうつ」のように夫が心の風邪をひいてしまった場合は、妻の強さが心の支えになったりもします。他人から見ればメンタル格差といえそうな夫婦でも、“夫婦力”では実はバランスがとれているのかもしれませんね!
意識高い系(?)格差
結婚は夫婦になる二人の同意があればできるもの!と思いきや、地方ではまだまだ“お家柄”のようなものを重視するところもあるようです。これを俗に“意識高い系格差”としましょう。いわゆる“梨園”じゃないけれど、老舗事業や伝統的な文化を受け継いでいる何代目など明らかに厳しそうなお家柄が存在する一方で、「私立に入れて幼いころから手塩にかけて育てたんだから、結婚するならそれ相応の人にしなさい!」という親の勝手な思惑が渦巻くケースも。実際の結婚生活でもそうですが、ネット上でも「結婚するなら縁切るって言われちゃった!」「結婚したのはいいけど親戚づきあいが面倒…(泣)」など、相当苦労している姿がひしひしと伝わってきます。
持ち物格差
妻のブランドバッグや靴は増えていくのに、夫のフィギュアやゲームはいつの間にか捨てられている、そんな状況は、いわば持ち物格差といえるのでは?妻から「なんでこんなもん集めてるの!?」「場所をとるでしょ」「インテリアとあわない」なんて言われることもしばしば。じゃあ、妻のブランドものはいいのかって話になりますが「これは使うものだからいいの!」と理不尽な答えが返ってくることも…。夫にとってみれば大切なものでも、妻からはガラクタにしか見えない、邪魔なものという何ともしがたい価値観の差があるようです。中には捨てられるのは逃れたけど、階段下の物置にしまわれている、書斎の狭い一角のみで飾ることを許されているなど妻による一方的な法規制が敷かれているケースもあり、これもこれで悲しいですね…。
まとめ
「格差婚」と一口にいっても、さまざまなケースがありますね。単なる好みや価値観の相違だけならまだしも、それが夫婦生活や家庭円満をさまたげてしまうのは悲しいものです。せっかくご縁あって一緒になったわけです。お互いを思いやり、さまざまな“格差”を笑って受け入れられるパートナーでありたいものですね。