働く女性の財布のナカミは?仕事別平均年収大調査

働く女性の財布のナカミは?仕事別平均年収大調査

仕事別平均年収

「仕事は生活のため」と趣味に生きる人も、仕事こそが人生!という人も働く女性には様々なタイプがいると思います。そのどちらにも関わってくるのが、お金。年収ですよね?!女性の平均年収ランキング2015(DODA調べ)から気になるみんなの財布の中身を、職業別にチェックしていきましょう。

NO.1は投資銀行業務

2位以下を金額面で大きく離して、1位に輝いたのは金融系専門職である「投資銀行業務」で年収617万円でした。ボーナスを考慮せず単純計算すると、月収51万円。しかも昨年から36万円ダウンしたというから驚きです。中でも対金融法人(邦銀・地銀・ノンバンク・証券・保険)に当たる人は特殊な知識が必要となり、それが年収に反映されるそう。形ある製品を売るわけではないからこそ、彼女たちの頭脳や持つデータが商品になり値が付く。納得の結果です。

2位~10位バックオフィスの飛躍的な年収アップ

[2位]MR564万円[3位]財務558万円[4位]セールスエンジニア545万円[5位]経営企画/事業企画524万円[6位]法務521万円[7位]ITコンサルタント512万円[8位]知的財産/特許511万円[9位]臨床開発/治験497万円[10位]医療機器メーカー営業492万円、という結果でした。あなたの職種は10位以内に入っていましたか?
ここで注目すべきは、前年と比較してバックオフィスの順位が飛躍的に伸びていることです。13位の「人事」も、前年から平均年収が55万円もアップしています。会社の中で売上をあげることのない「コスト」と捉えられることの多いのが、バックオフィスである管理部門です。ここにお金を配分するということは、会社の地盤をより固めていきたい、次のステージにステップアップしたいという会社の想いが現れている気がしてなりません。

166万円ダウンの職種も。年収ベスト&ワースト5

職業別に年収格差があるのは承知の上。でも、自分が就いている職種のアップダウンには大きな興味がある!という人のために。増減が大きかった職業トップ5・ワース ト5は次の通りです。

【年収アップ・トップ5】

  • 財務558万円(前年比△166万円)
  • オペレーター417万円(△118万円)
  • セールスエンジニア/FAE434万円(△111万円)
  • 営業企画459万円(△83万円)
  • 物流業務408万円(△78万円)

【年収ダウン・ワースト5】

  • 1.運用(ファンドマネジャー/ディーラー/アナリスト)489万円(前年比▼102万円)
  • 2.プロセスエンジニア413万円(▼92万円)
  • 3.CAE解析404万円(▼80万円)
  • 4.組み込み/制御設計453万円(▼50万円)
  • 5.マーケティング455万円(▼44万円)

月10万円単位での増減は、日々の生活に大きく影響してきそうです。

まとめ

個々にみてみると大幅な増減があるものの、女性の平均年収全体としては2010年から2012年急激に下降し、2013年以降は少しずつですが取り戻しを見せています。結果はあくまでも全体の平均ですから、ダウンしていた職種の人も、順位が低い職種の人も腐らず頑張っていきましょう!

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