やっぱり安定がほしい!そんな女性が選ぶべき職業とは?
女性のキャリアデザインを考えるうえで、結婚、出産、育児といったライフイベントはけっして切り離せないもの。安定して長く働ける仕事かどうか、は重要なポイントになってきます。30代、40代と歳を重ねても社会と接点をもち、輝いた毎日を送るために。長期的な視野で活躍できる職業について、リサーチしてみました。
バックオフィスのイチオシは経理職
オフィスワークのなかでも人気の高いのが、経理職。企業のニーズも多く、一度離職しても復帰しやすいのがポイントです。未経験からチャレンジするなら、簿記の資格は取得しておきたいところ。簿記2級なら平均的な勉強時間は200時間程度といわれていますので、集中してがんばれば2~3か月程度で資格を手にすることができます。資格取得後は、派遣などで経理事務の経験を積み、正社員を目指すのもよいでしょう。
語学力を活かしてキャリアアップ
2020年の東京オリンピックをひかえ、語学力をもった人材の需要も増えています。近年は日本企業の海外進出も当たり前になっているので、英語や中国語ができると仕事の幅も広がり、強みを活かして就職・転職活動が行なえるはず。貿易事務などは最初は専門用語に戸惑うかもしれませんが、経験を積んでおくとその後のキャリアにとってプラスになります。語学力さえあれば未経験者を歓迎している企業もよく見かけますから、いまがチャンスといえる職種です。
安定の代名詞ともいえる公務員
特に地方公務員は遠方への転勤が少なく、長く働くける職場といえます。リストラの心配がないのも、魅力ですね。公務員を目指すうえでネックになるのは筆記試験ですが、難解な問題は少ないため、きちんと対策のための勉強をしておけば問題はなさそうです。また、年齢についても東京都の特別区(23区)は平成28年度から32歳未満に引き上げになるなど、門戸は広がっています。敷居が高いと敬遠せずに、挑戦してみてはいかがでしょうか。
まとめ
いずれの職種も、最初は勉強が必要になりますので、本当に自分がその仕事に向いているかどうか、きちんとチェックしておくことが大切です。いまの職場に不満がないなら、その道を究めるのも選択肢のひとつ。二兎を追う者は一兎をも得ず、というように、「とりあえずいろんな資格をとっておこう」という考え方は避けましょう。今回の記事を参考に、天職を見つけてくださいね。