しなやかに活躍するワーキングママ。仕事も家庭もわたしらしく、をモットーに。

いまや女性の社会進出は当たり前の時代。自分らしく、魅力的な働き方をされている女性も増えているようです。そんな中、ひときわ輝いているトレンダーズ株式会社 Corporate Div. 広報室 室長、秋枝未来（あきえだみき）さんにお話をお伺いしました。

どんなお仕事をされているのですか？

会社の事業や、サービスなどを世の中の方に知って頂くために、様々な方法を考え、実行しています。マスコミの方向けにプレスリリースを配信したり、そのメディアごとに切り口を考えて独自に売り込んだりしています。 最近では、トレンダーズで、衣・食・住の3つの分野に特化したインスタグラマーをネットワーク化した、ライフ・インスタグラマー・ネットワーク（略称：LIN）をつくりました。その取り組みの一つとして、“食”に特化した人気インスタグラマーである「デリスタグラマー」をクローズアップしてテーブルコーディネート写真を紹介する、初のムック本『ＤＥＬＩＳＴＡＧＲＡＭＭＥＲ’Ｓ ＢＯＯＫ（デリスタグラマーズ ブック）』を出版しました。“デリスタグラマー”や、出版した本のPRのために、たくさんの切り口を考え、メディアへアプローチしました。「この番組に出たい！」と目標にしていた朝の有名情報番組で取り上げて頂き、実際にオンエアされたテレビを見たときはとても嬉しかったです。

そんな秋枝さん、実は２児のママなんですよね？出産後も働こうと思った理由は？

働くことがもともと大好きだったので、出産後は仕事に戻りたいと思っていましたが、子どもがかわいく、育休中は毎日楽しくて。専業主婦になるのもいいな…と考えたこともありました。しかし、心のどこかで仕事をしたいという気持ちはやっぱり消えなかったです。同僚からの、赤ちゃんが産まれたことへの喜びの声や、戻ってくることを待っていてくれる声も素直に嬉しくて、みんなの想いに応えたいと思いました。

育児と仕事を両立するなかで工夫していることは？

効率良く働くことです。独身時代は、時間を希望通りに使うことができました。残業もできるし土日も働くことができましたが、今は９時から１７時の１時間時短勤務で働いています。なるべく、この中で仕事が終わるよう、毎日効率良く働くことを意識しています。家で仕事をする必要のある時は、子どもを寝かしつけてから。また、土日には仕事を持ち込まないようにしています。もちろん、例外もありますが基本的には仕事のことを忘れ、家族との時間を楽しんでいます。子どもがいてくれることで、仕事ばかりの頭をリセットすることができ、以前よりも仕事とプライベートのメリハリがついた気がします。

ママ友との付き合いはどうですか？

近所のママ友とホームパーティを行なったり、保育園のママ友と子どもを連れて夜ご飯を外で食べたり、最近では子どもが生まれた友だちも増えたので、家でお泊り会をすることもあります。ママ友は、仕事のことだけでなく、いろいろなことを相談できる良い存在です。今週末にはトレンダーズのママ会を行う予定で、赤ちゃんも7.8人参加するんですよ！

職場仲間に支えられてる、とどんな時に感じますか？

常に感じますね。
子どもが体調不良になると会社に行くことができないので、自宅でも仕事ができるよう、ノートPCを使っているのですが、社内でしかできないような作業は、「私が○○やっておきますよ」、「何かあったら言ってくださいね」と、同僚がメールやスカイプでメッセージをくれます。先日も、子どもがインフルエンザにかかってしまい1週間自宅で作業していましたが、周りの方に支えられ、業務に支障が出ることはなかったです。
子育てだけでなく、パートナーの仕事の都合で地方に引っ越しした社員のために在宅勤務制度をはじめたり、ママや女性以外にも、個人に合わせて柔軟に対応してくれる会社だと思います。

秋枝さんは５年後、何をしたいですか？

元々、医療福祉や教育に関することに興味がありました。大学も教育系を専攻し、将来は病気の子どもが、家族と旅行にでかけることのできる施設の運営などをしたいと思っていました。その思いは今でも変わっていないですね。
実はこの春からある病院での新しい事業のボランティアに、休日参加する予定です。学生時代の夢を持ち続けることができているのも、仕事を続けているからかもしれません。

これから育児と仕事の両立を考える女性に向けて一言お願いします。

子育てをしながら仕事をすることは、実際にやってみると本当に大変です。「もっと、こういう風にしてあげたかったな…」と、後悔することも多々ありますが、どちらも本当にやりがいがあり、両方をしていることで気付けたり、良い面もたくさんあると思っています。
今のところは、私は両立を続けたいと思っています。