女性の転職に強い味方!転職エージェントの選び方
新しく仕事を探そうと思ったとき、真っ先に思い浮かぶのは転職サイトやハローワークではないでしょうか。でも、それ以外にぜひ活用したいのが転職エージェントです。エージェントは、日本語で「仲介人」の意味。転職エージェントに登録されている企業の中から、あなたに合った企業を紹介してくれる仕組みです。転職サイト等に掲載されていない、いわゆる非公開求人もあるので、少しでも転職を考えているのなら一度登録して話を聞きに行くことをおすすめします。
ここでは、転職エージェントを利用するうえでの留意点と、20代女性におすすめの2社をご紹介します。
キャリアコンサルタントの“アタリ・ハズレ”が最も重要!
転職エージェントを利用する際、何より大切なのがキャリアコンサルタント(担当者)との相性や人柄。転職の成否を左右すると言っても過言ではないでしょう。
転職エージェントは、企業の求人情報を求職者に紹介し、入社が決まるとその企業から手数料を受け取れるシステムになっています。つまりキャリアコンサルタントは、求職者という“商品”を企業に売る営業職。中には残念ながら、「とにかくどこかに入社させればいい」と考えて仕事をする人もいるようです。
そこで、実際に4社の転職エージェントを利用中の友人から聞いた、ハズレのキャリアコンサルタントの特徴をまとめてみました。
求職者は見た!こんなキャリアコンサルタントはイヤだ
○求職者の話を聞かない
とにかく会話が一方通行。友人が「長期の海外出張に行くことになったので、選考を辞退したい」と申し出たものの、「それは私が困ります。なんとかしてください」の一点張りだったそう。
○紹介してくる採用情報が的外れ
自分のキャリアや希望勤務地にまったく合っていない情報ばかりを紹介してくるキャリアコンサルタントにも要注意です。転職エージェントによっては、紹介された採用情報を断る理由もすべて伝えなければなりません。友人は毎回断るのが面倒になり、その転職エージェントと縁を切りました。
○面倒なことを求職者に押しつけてくる
転職エージェントを利用するメリットのひとつは、給与や休日など、直接聞きにくいことを代理で聞いてくれることです。ところが一部には「それは面接時に自分で確認してください」と、職務放棄をするキャリアコンサルタントも。友人が「条件によって選考を進めるかどうかを決める」と言っても「とりあえずエントリーしてください」と言われ、開いた口がふさがらなかったとか。
もし担当のキャリアコンサルタントがハズレだと感じたら、遠慮せずに変更を申し出ましょう。または、他の転職エージェントに登録するのもひとつの方法。違う視点からアドバイスをくれたり、別の求人情報を持っているケースもあります。
20代女性におすすめの転職エージェント2社
質の高いキャリアコンサルタントに出会うためには、自分のキャリア志向に合った転職エージェントに登録するのが近道です。
○外資系志望におすすめ「JACリクルートメント」
・JACリクルートメント
転職サイトには掲載されていない外資企業の非公開求人を多く持っています。一般的に外資企業は男女差がなく、女性管理職が多い傾向があります。英語力不問の外資系企業もあるので、キャリア志向の女性は一度検討してみてはいかがでしょうか?
○第二新卒、既卒・フリーターに特化「ウズウズキャリアセンター」
・ウズウズキャリアセンター
新卒で入社した会社が自分に合っていないと感じていたり、正社員を目指しながらフリーターで働いている20代の女性におすすめです。結婚・出産後も働き続けられる、職場の雰囲気が良いなど、女性ならではの志向に沿った企業を紹介してくれます。しかも書類の添削や模擬面接のサービスもあるから心強い!
まとめ
私は新卒向けの求人広告を制作しているのですが、どこも人手不足で学生の奪い合いのような状況です。就職氷河期に大学を卒業し、リーマンショック真っ最中に転職活動をした私にとってはうらやましい限り。
転職市場も、今は売り手市場と言われています。どんなに実力があっても、時流に左右されてしまうのが転職の難しさ。転職願望があるのなら、準備をしつつ時代の空気を読んで動くことも大切です。