転職に伴う消費、3位は資格取得、2位は旅行、1位は…
日本のサラリーマンが“転職”する回数は平均で2.3回といわれており、転職するのが当たり前という時代になりつつあります。特に結婚、出産などでライフワークバランスが変化する女性にとって”転職“はある意味切っても切れない問題です。そんななか最近よく聞かれるのが「転職消費」という言葉。転職する際に新しい職場に移るまでにお金を使うことを指し、その消費額はなんと年間1兆8400億円にのぼるといわれています。さて実際にどんなことにお金を使う人が多いのか、その実態を少しのぞいてみましょう。
「転職消費」いちばん多いのは…
1位 引越し…24万2374円
2位 旅行…14万9745円
3位 資格取得や勉強、習いごと…13万3949円
4位 衣類の買い替え…3万5226円
5位 ビジネスグッズの購入…3万4869円
※平均支出額
平均支出がいちばん多かったのは“引越し”。転職をきっかけに地方から首都圏に引っ越す人も多く、その費用もほとんどが自己負担となるため、それなりの金額がかかるようです。次に多かった“旅行”は、旅に出れる時間が取れるのは転職の合間くらいという日本人ならではの需要。前職の有給などを使って行く人も多いようです。転職を機に取得する資格は“パソコンスキル”、“英会話”、“法律・財務・経理”などスキルアップに意欲的に取り組む人が多いとか。さらに新しい会社に向けて自己投資として、シャツやスーツ、バッグの買い替え、タブレットやPCを新調をし、意欲を高める傾向も。
まとめ
女性だと、化粧品などの美容グッズを一新したり、面接前にヘアサロンに行ったりと、転職活動中の支出も多かったようです。いずれも働く女性としては共感できる部分が多いもの。モチベーションをあげる、気分を変える必要経費、今後もますます増えていきそうですね。