さて前回からはじまった連載コラム“採れる”求人広告の作り方ですが、第二回の今回は業者の選び方。世の中には求人広告を扱う会社が星の数ほどあります(たしか星のほうが少し多かったと思いますが)。その中から一社を選ぶのは至難の業。特に若葉マークの人事担当者には選定基準そのものがなかったりします。でも大丈夫!以下に紹介するポイントで選べばまず間違いありません。
- 採用成功確率アップ間違いナシ!?“採れる”求人広告の作り方①
- 採用成功確率アップ間違いナシ!?“採れる”求人広告の作り方③
- 採用成功確率アップ間違いナシ!?“採れる”求人広告の作り方④
- 採用成功確率アップ間違いナシ!?“採れる”求人広告の作り方⑤
直販?代理店?どっちがお得?
リクルートやエン・ジャパン、マイナビなどの求人メディアは「直販」と呼ばれる販社本体と、「代理店」と呼ばれる販売代理店の2つの販売チャネルがあります。せっかくなら本体から…と思いがちですが、基本的には料金やサービスは同じ。またたくさんの媒体を扱っていたり、本体との競争に勝つために広告制作力を磨いていたりと代理店が優っているケースも多々あります。もちろん直販であればメディア本体ならではの情報を持っていることも。と、なると決め手はやはり、営業マン次第ですよね。
ネットもリアルも大切なのは誠意
そうなんです!これだけWebが私たちの世界に浸透したにも関わらず、最後はやはり「人」で勝負。求人広告の営業を見極めるポイントは(1)ビジネスマナーと清潔感(2)求人に関する知識がある(3)そして何より誠実であることでしょう。しっかりとした裏付けもないのに「大丈夫です、採れます」とか「応募は確実です」といったトークをまくし立てる営業や、他社もしくは他媒体の悪口を言う営業はもってのほか。逆にきちんとしたデータや納得できる背景を元に事実を教えてくれる営業は“買い”です。
イケてる会社はパートナーシップ満点
最終的には業者ではなく、人事にとっての採用パートナーになるのが選ぶべき求人広告会社だといえます。媒体だけ売っておしまい、というのではなく、普段から採用や雇用に関する有益な情報を提供してくれたり、キャンペーンのお知らせや新サービスのリリースをまめに教えてくれるような営業を味方につけましょう。また、本当にいい求人広告会社は時に耳の痛い話もしてくれます。採用成功をつかむまでは熱意と誠意でぶつかってくる。そんな会社こそパートナーにふさわしいと思いませんか?
やはり採用成功という成果があっての求人広告です。見た目や契約までのスムーズさに惑わされることなく、本当に実力があるかどうかをきちんと見極めたいものです。