新入社員女子が、生命保険加入前に知っておくべき3つのこと

新入社員女子が、生命保険加入前に知っておくべき3つのこと

桜の木と新入社員

来月新入社員となりこれからバリキャリ・ゆるキャリの道を歩む皆さん、少し早いですがご入社おめでとうございます!これから先輩方に仕事や人生などについて多くを学んでいくことでしょう。そんな皆さんのライフプランに備えるのが生命保険です。ただし会社員となる皆さんには、『社会保険』があります。今回は新入社員として、生命保険を考える前に知っておくべき3つのことをお伝えしていきます。

医療費について知っておく

ご存知の通り、医療機関等に行った際の医療費は3割負担ですよね。これも立派な社会保険。その他にも医療費が高額な負担となった場合には、申請により自己負担限度額を超えた額が払い戻される『高額療養費制度』もあります。(この計算方法は過去のコラムにありますのでご参照ください。)この制度を利用すると、ひと月でかかる医療費は一定金額となりますので、この医療費の支払いが心配な方が民間の医療保険を検討する必要があるという事です。

会社の医療費補助を知っておく

上記はすべての会社で備わっている保障ですが、これからお勤めの会社の社会保険によっては、プラスアルファの医療費補助があるかもしれません。例えば、ひと月の医療費に対して1万円の付加給付があったり、自己負担額は2.5万円でそれ以上は社会保険がカバーしてくれたり、社会保険によって様々。もしこの補助がある会社の場合で、保障が十分と思われる方は、民間の医療保険は不要かもしれませんね。

ライフプランを守る保障を知っておく

家の模型を守る手

軽い病気やケガならそこまで心配いらないかもしれませんが、心配なのは長期的に働けずに会社を休んだとき。そんな時には『傷病手当金』があります。支給されるには条件がありますが、この傷病手当金が支給される期間は、支給開始した日から最長1年6カ月。支給額は、標準報酬月額の約2/3程度です。(正式な計算式は下記参照)

1日あたりの金額=支給開始日以前の継続した
12か月間の各月の標準報酬月額÷30日×2/3

また将来的にお子さんを考えている場合『出産育児一時金』があり、一児につき42万円が支給されます。このように中長期的なライフプランを守ってくれる制度もありますので、頭に入れておきましょう。

【まとめ】

何度もお伝えしていますが、生命保険を検討する際に大切なのは『経済的に困るかどうか』です。まずはお勤めの社会保険制度をしっかりと確認し、保障が無かったり、足りないと感じたら、保険のプロに相談してみましょう。

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