正しいお手入れが美肌の基本!日焼け直後にしたいアフターケア
1年のうちで最も紫外線が強い8月。この季節の必需品である日焼け止めコスメも、紫外線から肌を100%守ってくれるわけではありません。夏のレジャーは楽しみたいけれど、日焼け後のシミやシワがとっても心配、というアクティブ女子のために、焼いてしまったあとに絶対にすべき肌のお手入れ法をご紹介します。
【1】クレンジングは肌負担を減らして
まずは正しいクレンジングで、肌を清潔にしましょう。最初に、アイメイクやポイントメイクをオフ。ここだけなら、クレンジングシートやオイルで効率よく落としてもいいですね。ウォータープルーフは落としづらいので、顔全体と一緒にクレンジングすると、肌への負担が大きくなります。肌には、負担が少ないジェルタイプやミルクタイプがおすすめ。ゴシゴシこするような落とし方は絶対にダメ。また、紫外線ブロック効果の高い日焼け止めクリームには専用のクレンジングが必要な場合があります。使用方法をしっかりチェックしましょう。洗顔はしっかり泡立てて優しく洗い流して。
【2】スキンケアは低刺激なもので保湿を
日焼け肌のケアは、とにかく保湿です。日焼けによって肌はカラカラに乾燥していますので、しっかりと水分補給をしていきましょう。おすすめは、ドライタイプのフェイスマスクシートに敏感肌用化粧水を含ませたローションパックです。化粧水を冷蔵庫で冷やしておくと、炎症も抑えられて効果的。火照りや痛みが治まるまで何度もケアしましょう。実は、日焼け直後の美白化粧水はNG。美白化粧水にはメラニン色素の生成を抑える働きがありますが、刺激が強いため炎症を起こした肌には逆効果です。ヒリヒリ感や赤みがひいた数日後、使用を始めましょう。キュウリやレモンのパックもNG。かぶれやシミの原因になります。
【3】食べ物でインナービューティー
有害な紫外線から肌を守るため、体内では活性酸素が作られます。活性酸素は、その強力な酸化作用により増えすぎると肌細胞にも悪影響を及ぼし、シミやシワの元になります。そこで効果的なのが抗酸化作用のあるビタミンCの摂取ですが、美白目的なら注意が必要なフルーツや野菜があるのです。「レモン」「オレンジ」「グレープフルーツ」「キウイ」「キュウリ」などに含まれる『ソラレン』という光毒性の成分は、体の紫外線に対するバリア機能を低下させ、紫外線を吸収しやすくしてしまいます。『ソラレン』は代謝まで約7~8時間かかるので、夜の摂取がおすすめです。朝のスムージーやアロマローションには気を付けて。[ビタミンC含有量の多い食材]サラダなら「赤パプリカ」「黄パプリカ」、スムージーには「ケール」「ゴーヤ」。フルーツなら「パパイヤ」「パイナップル」。
まとめ
日焼けは表皮の炎症ですので、肌を清潔に保ち、低刺激なもので安静にし、新たに元気な肌細胞を育てることが大切です。そのためには、シンデレラタイムの睡眠も重要。しっかり体を休めて、ターンオーバーを促しましょう。ほんのひと手間と正しい知識で、夏の終わりの肌質が全然違ってきますよ。