ここを押さえておけばOK!就活メイク基本のキ
就活は、自分を売り込むという社会人として最初の「営業活動」です。就活も営業もメイクの基本は同じ、営業先・取引先に受け入れてもらえるかどうかが全てです。数々の企業で営業職を経験し、現在では化粧品会社社長としてたくさんの方にお会いすることが多い私のメイクは、毎日が勝負。メイクひとつで商談の結果が変わるといっても過言ではありません。そんな営業の最前線にいる私が毎日気をつけているメイクポイントがあります。就活メイクにも共通することです。私が一緒に働くスタッフにも気をつけてほしいなと思うことでもありますので、参考にしてみてくださいね。
【1】眉
眉の形はその人の印象を大きく左右します。顔の輪郭や目の大きさ・形などで自分に合う眉を作ることが基本ですが、どの眉でも共通して大切なポイントがあります。それは、眉頭から眉尻に向けて自然なグラデーションをつくるということ。濃さが同じ一本眉は、いかにも書いてます!って主張し過ぎてしまうからです。
自然なグラデーション眉にするためには、アイブロウアイテムを使い分けます。眉頭は薄めのパウダー。チップやブラシで毛の薄い部分にパウダーを軽くのせて埋めこむように眉山までのばします。パウダーなら濃淡もつけやすいですね。眉山から眉尻にかけては、先の細いチップを使って濃いパウダーを使います。眉尻はペンシルでもいいですね。
左右の眉を整えるコツは、大きな鏡を使うこと。鏡を離したり、上にして顔を上げたりして、左右のバランスをチェックします。
【2】まつげ・コンタクト
目を大きく見せるアイテムは、目力をアップさせるため、積極的に使います。目が主張することは多く、話す言葉と一緒になることでさらに自分をアピールできる武器になります。力強い目線や瞳の輝きといった好印象を与えることができますが、カラーやバランスを間違えると一気に逆効果になります。
まつげは、長さとボリュームに注意です。目が自然にぱっちり見えるくらいのまつげを選びましょう。私はつけまつげ派ですが、慣れていない人にはエクステがおすすめです。プロが自然な仕上がりにしてくれますよ。
コンタクトは、カラーに注意。自然なブラウンや黒目を大きく見せるタイプを選びましょう。私はブラウン系のディファインを使用しています。ブラック系は顔がきつく見えてしまうので避けるようになりました。グレーやブルーは営業では使ったことがありません。
【3】リップ
相手の話を聞いている時、自然でキレイなくちびるなら、相手の顔全体をバランスよく見ながら話を聞くことができますが、似合わない色の口紅やテカテカのグロス、お手入れがされていないガサガサくちびるだと、もうそこが気になって目が釘付け、大切な話もあまり頭に入ってきません。
まず、くちびるは普段からリップクリームで整えておきましょう。自然な印象を与える口紅やグロスは、シアーなピンクがおすすめ。特にコーラル系のピンクは日本人の肌色に合うカラーです。つけ方は、薄く色づくくらいにしましょう。グロスのつけ過ぎには注意です。私は、ドレスアップの時以外は口紅もグロスも使いません。色がつかないリップクリームの潤いと自然なくちびるの色で勝負しています。
まとめ
メイクは、骨格や肌の色、肌質、目・鼻・口の形、そしてシーンによって大きく変わるものです。就活というタイミングで、もし自分に合ったメイクを探してみたいと思ったら、デパートの化粧品売り場やメイク教室に気軽に出かけてみてください。気分転換にもなりますし、新しい自分の魅力を発見するかもしれません。そして、絶対に女子力がツク!から。