せっかく同じ時間を過ごすなら、充実した毎日を送れる職場を選びたいもの。そのためには、まず自分がどんなときにやりがいを感じるのかを、しっかり把握しておくことが大切です。今回は、女性が特にモチベーションをアップさせやすい場面をピックアップ。笑顔で仕事に集中するためのヒントを探っていきます。
誰かに喜ばれたとき
「ありがとう」のひとことは、自分の仕事が人の役に立っているという実感を呼び起こし、さらにがんばろうという好循環を生み出します。営業や販売、サービスなどの職種では、お客様からの感謝の言葉が毎日の原動力になっていることも多いでしょう。また、企画・管理系や事務系の仕事の場合、他部署のスタッフなどから「おかげさまで仕事が進めやすいよ」という声をもらう場面も。一緒に働く仲間、そして組織に貢献していると感じられる瞬間です。
上司や先輩からほめられたとき
「いつもミスなく仕事をしてくれて助かるよ」「このあいだのプレゼン、わかりやすく説明できていたね」など、上司や先輩からポジティブな評価をもらうと、「いままでやってきたことは正しかったんだ」と自信につながります。さらに、自分の仕事をよく見てくれているという安心感も得られるため、もう一歩踏み込んだチャレンジもしやすいでしょう。上司があまりほめてくれないタイプの場合は、積極的にアドバイスを求めるのも手。期待されていることがより明確になるので、がんばりどころを間違えることなく、周囲の期待に応えやすくなります。
チームで目標達成したとき
同じ目標に向かってチームで努力し、大きな壁を乗り越えたときの喜びはひとしお。お互いの個性を認め合いながら、仲間とともに一丸となってプロジェクトを進める充実感は、個人だけでは味わえないものです。また、チームで仕事をすることによって、ほかのメンバーがどのような価値観で行動しているのかもわかり、刺激的な毎日を送れるという一面もあります。
まとめ
もちろんバリキャリ女子であれば、「昇給・昇格したとき」なども、大きなやりがいを感じる瞬間でしょう。キャリアを重ねていくと、会社からの期待や責任も大きくなり、つい「成果をださなければ」と焦ってしまいがち。もちろん成果は大事ですが、ときには一歩立ち止まって、「自分がやりがいを感じるのはどんなときだろう」と初心に帰ることも必要かもしれません。