6月は転職活動が盛んになる時期。転職をした職場の同僚や、入社してきた中途社員を見て「私はこのままでいいのかな」と転職の準備を始めた人もいたりして。転職サイトに登録、めぼしい企業探し、そして面接…トントン拍子に進んでいるときほどちょっと待って!実際には仕事選びや会社探し以外にもやっておかなければいけないことがたくさんあります。そこで今回は、会社を辞める決断をしたときにやるべきことを3つご紹介します。
1:上司に報告
これは当然のことですが、辞めると決めたらすぐに上司に報告してください。退職のルールは企業によってまちまち。ですが、一ヶ月前までには報告するのが社会人の常識です。学生のアルバイトとは訳が違うので「明日辞めます」は通用しません(学生アルバイトでもNGですけどね!)。引継ぎの問題などもあるので、早ければ早い方が良いですね。もし現状に不満があって転職したいと思っているのなら、報告ついでに上司に相談してみるのも手。解決の糸口が見つかって転職せずに済むかもしれません。会社のためにも、自分のためにも、辞めること決断をしたらすぐに上司に報告してください。
2:気の許せる友人に会う
転職前は「次の職場の人とうまくやっていけるかな」「自分のスキルは通用するかな」と不安でいっぱいになると思います。その気持ちを抱えたまま新しい職場に行ったら憂うつになってしまう可能性大。そうならないためにも、まずは今考えていることをすべて気の許せる友人に話してみましょう。アウトプットすることでスッキリできたり、自分でも気付いていなかった自分の気持ちを知れる良い機会になるはず。転職先がまだ決まっていない人であっても、次の職場を決めるひとつの判断材料になるでしょう。
3:転職後を想像する
転職先が決まってからは、自分の目指していることは何なのか明確にしましょう。キャリアアップなのかスキルアップなのか…これからの自分を想像してみてください。ポイントは「最終的にはこうなりたい。だから1ヶ月後にはこうなっている」と具体的に目標を立てること。ただ「こうなれたら良いな」と思っているだけではダメです。というのも、キャリアのたな卸しをしないまま転職してしまったら、今と同じことで躓いてまた転職…になりかねないから。転職後の想像ができているか否かで入社後の活躍度は大きく変わるんですよ!
【まとめ】
退社を決意してからは、新しい会社に入社することだけに必死になりがち。ですが、転職した後を思い描いておくことが実は一番重要です。先のことまでしっかり考えて、できることは今のうちから取り組んでおきましょう。「あのときやっておけば良かった…」と後悔することのない転職にしてくださいね!