出勤したは良いけれど、なんだかやる気が起きなかったり、ぼーっと過ごしてしまったり…毎日毎日働いていると、すぐにスイッチが入らないときもあると思います。そんなとき「月曜だしなあ」とか「あまり気が乗らない仕事だからかなあ」なんて理由でモチベーションが下がっていると思いがち。もちろん、そういった場合のときもありますが、実は事前の準備がしっかり出来ているか出来ていないかで決まっていることがほとんどなんです。準備をしっかりするだけで、翌朝スイッチを入れられるのなら備えたいもの。そこで今回は、翌日サクサク仕事を進めるために準備すべきことを3つご教授します。
①前日の夜タスクの整理
前日の夜、タスクを整理しているのといないのとでは、業務に取り掛かるスピードが全然違います。というのも、書き出しておくだけで、前日やっていた仕事も含めて今日のタスクをすぐに思い出せるんです。ただ、とりあえずメモしておけば良いというわけではなく、書き出し方にはポイントがあります。書き出すときにやってしまいがちなのが、箇条書きにしてしまうこと。それだと大まかすぎて「何だっけ…?」と考えちゃう可能性もあるので、もう少し詳しく手順を書きましょう。例えば、企画書であれば”企画書作成”で終わらせるのではなく”何の”企画書で”どういった”内容なのかというところまで書くと◎。かかる時間の目安も書いておけば、隙間時間にできるものがわかり、時間を有効に使うことができます。
②退社前の5分間で翌日タスクを
前日の退社前に、翌朝から取り掛かる仕事をやる時間を取る習慣をつけましょう。「新しい仕事を始めちゃったら帰れないんじゃないの…!?」と思うかもしれませんが、形にしたり最後まで取り組まなければいけないワケではありません。時間も、たった5分でOK。大切なのは、翌日の自分のためにどのような作業から取り掛かれば良いかの基盤をつくることです。前日取り掛かっておいた仕事の途中から始めるようにするだけで、すぐにタスクを思い出せるようになります。また、睡眠をとってリセットされた頭で、昨日の自分の仕事をブラッシュアップすることも可能。さまざまな、新鮮な視点から物事を見ることができるのはとっても良いことです。よりクオリティの高い仕事ができるでしょう。
③帰りの電車で情報収集+朝30分早く来る
帰りの電車の隙間時間で情報収集しましょう。退社前の5分間で作業に取り掛かっているので、必要な情報は分かっているはずです。前日ではなく翌朝情報収集から始めていては、スイッチが入りにくくなってしまいます。当たり前ですが、会議であっても企画書であってもプレゼンであっても、インプットしなければアウトプットできません。これは、隙間時間を無駄にしないことにも繋がるので一石二鳥。帰りの情報収集に加えて、朝30分早く出社できれば、収集した情報をまとめられるのでオススメです。
【まとめ】
今回ご紹介した3つのことは、慣れないうちはちょっぴり面倒に思ってしまうかもしれません。しかし、習慣づけてしまえばなんてことないばかり。前日にちょっとした作業をしておくだけで、驚くほど仕事に取り組めるスピードが変わります。ぜひ試してみてください。