仕事がうまくいかないときやミスをしてしまったときは、とことん落ち込んでしまいがち。悪い方に悪い方に考えてしまうと、何もかもうまくいかない悪循環に陥ることも。慎重に考えすぎてチャンスを逃してしまったり、普段なら上手くいくようなことでもマイナスに考えてしまうせいで上手くいかなくなったりしちゃうみたい。働く上で道しるべになるような言葉を知っていれば、悪循環に巻き込まれることはなくなるかも。そこで今回は、働き女子が押さえておきたいビジネス格言”まみむめも編”をご紹介します。
ま:満足のハードルを上げる
仕事をやっている中で「ここまでやったら良いかな」という線引きをしている方も多いかと思います。その”満足のハードル”を少しずつ上げていけば、気づいたときには今よりずっと成長しているはず。ハードルを上げるペースも、半年、3ヶ月、1ヶ月…と少しずつ早めていけば成長スピードも速くなります。よりストイックにハードルを上げたい人は、昨日の満足度を越えるように毎日意識して取り組むと良いかも。満足のハードルの基準は「速さ」「量」「質」の3段階で見るとわかりやすいのでオススメです。
み:ミスをしたらすぐに謝る
入社3年未満はすぐに謝るクセがついていますが、長く勤めているとなかなか素直に謝れなくなるもの。先輩風を吹かして厳しく接し始めた後輩の手前、ついつい周りのせいにしちゃう…なんて人もいたりして。例え、ミスや目標の未達成が、天気などの外的要因のせいであっても「でも」「だって」はやめましょう。周りに責任を押し付ける人は、いつまで経っても成長できません。まずは自分の否を謝って、「こうなる前に何か対策は取れなかったのか」「取り返すために手を打てないか」と振り返ってみてください。原因が分かれば、今後同じようなミスはしないはず。
む:ムダ取り名人を目指そう
突然ですが、「トヨタ生産方式」をご存知でしょうか。これはトヨタ自動車の生み出した、生産活動の運用方式。運用方式は、大きく分けて3つありますが、その内のひとつが「7つのムダ」というもの。内容は、あらゆる作業のムダを省いて作業効率を上げるというもの。トヨタには、工場の中でも徹底的にムダを排除して効率良く仕事ができるようなマニュアルがあるそう。例えば、整備作業時間の短縮のために歩くルートがきっちり決まっていたりします。そこまでやらなくても良いですが、働く上で無駄なことって意外とあるんです。業務効率を上げていくためにも”ムダ取り名人”を目指しましょう。
め:メイクはあくまでナチュラルに
友達と遊びに行ったり、彼とのデートのときは頑張ってメイクするという人もいるかと思いますが、ビジネスの場では、TOPを第一に考えましょう。派手なメイクをしていたら、職場で浮いちゃったり、取引先の人にも「派手な人だなぁ」と思われちゃうかも。メイクが濃い人は隙が多いように見えてしまうため、信用にも欠けてしまいます。TPOを考えることは、働く以前の問題です。とはいえ、ノーメイクで出勤するのも社会人としてはNG。常識の範囲内でのメイクを施しましょう。
も:問題児を手懐けろ
あなたの周りにちょっと変わった男性社員はいませんか?ずっとひとりで空を見ていたり、空気を読まない発言をしたり…いつも部長に怒られているような人です。周囲に嫌われているまではいかなくても、避けられていたら積極的に仲良くなりましょう。昔から問題児には、人にない知識やアイディアを持っている人が多くいる傾向があります。人一倍数字に強かったり、集中力が高かったり…いざというときに役に立ってくれるかも。
【まとめ】
今回ご紹介したビジネス格言は、社会人の先輩方が実際に経験して学んだことがぎっしり詰まっています。同じような問題に直面したとき「先輩も乗り越えたんだ」と思うと、少し気が楽になりますよね。これらの言葉は、きっとあなたの支えになるはずです。仕事で行き詰ったときの行動のモデルとして、覚えておくのも良いですね。