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「檄を飛ばす」は「励ます」という意味じゃない!?間違いがちな日本語~意味編~

ふだん何気なく使っていた言葉の意味が、実は全く違うものだった…と恥ずかしい思いをした経験ありませんか?「それ違う意味だよ!」と笑ってもらえればまだマシですが、中には失礼な間違え方をしてトラブルになってしまったケースもあるみたい。言葉のチョイスミスで、積み上げてきた信頼を失うのはもったいないですよね。そうならないためにも、今回は間違いがちな日本語の正しい意味をご教授します。

「敷居が高い」

「あの高級店は敷居が高くて入れない」のように「自分にはレベルが高い」という意味で使っている人が多いのではないでしょうか。実はこの意味、実は間違っているんです。正しくは「相手に不義理なことをしたから会いづらい」。例えば、ビジネスメールで名前を間違えてしまった後や、何かトラブルを起こしてしまった後に取引先と顔を合わせづらいようなときに「敷居が高い」という表現を使います。今まで「敷居が高い」と思っていたものに対しては「ハードルが高い」「分不相応」などの言葉を使うようにしましょう。

「檄を飛ばす」

「落ち込んでいる友達に檄を飛ばした」のように「励ます」という意味で使っている人が多いのではないでしょうか。実はこれも、正しい意味は他にあります。間違って使われるようになった原因として”激励する”の”激”と間違えて認識されたことが挙げられますが、”檄”の字には励ますという意味は含まれていません。「檄を飛ばす」の正しい意味は「自分の主張を広く世に知らせる」。会議で意見を発表したときなどにこの表現を使うのが◎。

「うがった見方をする」

「あの人はうがった見方をする人よね」のように「ひねくれた見方をする」というような意味で使っている人が多いのではないでしょうか。お察しの通り、これも間違い。これは”本質を捉えた見方をする”という意味で、実は良い意味の言葉だったんです。「明日から部下を褒めるときに使おう!」と思っているやさしい先輩方はちょっと待って!良い言葉とはいえ、誤って覚えている人も多いのでショックを受けちゃう可能性大。難しい言い方をするのではなく「本質を捉えてるね」と言ってあげるか、女子ツク!を見せてから褒めてあげてくださいね♡

【まとめ】

あなたが正しい意味で使えていても、相手が間違って認識していたら不快な思いをさせる可能性があるのが言葉の怖いところ。しかし、”間違って覚えている人が多い日本語”を知っていれば、そういった言葉は避けることができるはず。きちんと理解しているだけで、言葉によるすれ違いのトラブルを避けられるなんて、今一度学ぶしかないですよね。「これって本当はこういう意味だったんだって!」とランチタイムの会話のネタにもピッタリなので、ぜひ電車の中や休憩時間に調べてみてください♪