人に信頼してもらうためには、結構時間がかかるもの。でも、たとえコツコツと信用を積み立てても、失うときは一瞬。失った信頼を取り戻すには、倍以上、あるいはそれ以上の時間がかかっちゃいます。少しずつ信頼関係を修復していけたとしても「前○○だったしなあ~」と引きずられたりして。仕事をするときにフィルターをかけて見られてしまうと、なかなかチャンスもやってこないですよね…。今回は、積み立てた信頼を失わないために日常生活で心がけたいことを3つご教授します。
その①約束を守る/努力をする
当たり前ですが、集合時間や提出物の締め切りなど、約束は必ず守りましょう。もし約束を破ってしまったときは、素直に謝ることが大切。ただしこの忙しさを理由に弁解するのは絶対にやめてくださいね。時間を理由にしてしまったら、多忙の中頼んでしまったことへの罪悪感を相手に抱かせてしまう可能性があります。「あの人は忙しそうだったから違う人に頼もう」と、今後仕事を依頼されなくなっちゃうかも。
営業職などになると、目標数字の達成も約束のひとつです。自分の仕事に責任を持って働くことが信頼される人への第一歩。”天気”や先方の都合など、外的要因も踏まえて努力するよう心がけましょう。
その②見栄をはらない
自分のスキルが足りないのに、その場しのぎで仕事を引き受けるのはやめましょう。できないことは「できません」と言ってしまってOK。実力が足りないのに引き受けて「すみません、やっぱりできませんでした」では自分も相手も時間のムダ。「他の人に頼めばよかった」「この時間返して欲しいな…」と思われないためにも、見栄は張らないようにしましょう。
加えて依頼を断るときは「自分にはできませんが、○○さんなら出来ると思います」と代わりの人を紹介してみましょう。ただ断るだけではせっかくの相手の期待に応えられないばかりか、冷たい印象を与えてしまう可能性があります。依頼に対して応えられないまでも誠実な対応をすれば、次の機会にもまた声をかけてもらいやすくなります。
その③言い訳しない
意外と多いのが、トラブルが起きた時言い訳をしちゃう人。たとえあなたのミスではなくても、言い訳は絶対にやめましょう。他の人に責任があった場合、あなたが言わなくても周りの人は誰がミスしたかなんてわかっています。それよりも自分にも何かフォローできなかったか、と”自責”の意識を持って働くと、言い訳することもなくなるかも。
期限に間に合わなかったり、目標が達成できなかったときは、まずは冷静に自分の非を認めて素直に謝りましょう。謝罪する際には、事実と改善策をセットで話せるのが理想です。
【まとめ】
今回ご紹介したことは、いつもは心がけられていても、余裕がなかったりするとついやってしまいがちなことばかり。それがまた次のトラブルの原因になったりして、悪循環に巻き込まれてしまったり…。そんなことにならないように、余裕がないときこそこの3つのことを意識して心がけるようにしましょう。